今回は、ラッキーだったことの自慢話をさせていただきます。

 

本日、令和元年9月27日は、大分市出身の世界的建築家である磯崎新先生の大分市名誉市民推挙式が挙行されました。

 

合わせて、本日から大分市美術館で開催される[磯崎新の謎]展のオープニングセレモニーも執り行われました。

 

僕は、どちらも来賓としてお招きをいただき、展覧会も拝見させていただきました。

 

 

とても爽やかな来場証拠写真です。

 

 

寄りのアングルでは、さらに爽やかさが増しますね。

 

確認ですが、爽やかっていうのは、パネルのことではなく僕のことですよ。

 

ちなみに、秋ということで、胸には栗を実らせてみました。

 

式典会場で周囲の失笑を爆買いした僕の栗さんの正体は、天津甘栗なのかもしれません。

 

ということで、今年の秋冬は、小物ボケでファッションを楽しもうと思います。

 

 

そんなことより、自慢話です。

 

オープニングセレモニーが終わり、展覧会場に足を踏み入れると、磯崎先生の面白作品がズラリ!

 

展示された作品の数々が、建築という分野に留まることを知らず、宇宙の真理を探究するサイエンスの世界を縦横無尽に広がっていました。

 

 

TPOをわきまえた僕が、「めっちゃ興味深いですやん!これ何ですのん?!」と顔面を使って器用にサイレント絶叫しながら作品を見ていると、背景に市長が見切れてきました。

 

よく見ると、磯崎先生と一緒です。

 

なんと、市長がその地位を利用し、磯崎先生から逐一作品の解説を受けているではありませんか!

 

松木、羨望!

 

 

しかし、羨望で終わってはいけません。

 

望みを叶えることで、人類は繁栄してきたのですから。

 

 

こういう時の松木の嗅覚たるや、トリュフを探すメス豚の如し!です。

 

市長が台風の目であることを見定めると、まるでそれが当然のことであるかのように市長に接近し、輪の中に溶け込むことに成功しました。

 

今日は報道陣が非常に多く、ポジション争いは熾烈を極め、途中、副市長が脱落しました。

 

僕は、奥ゆかしい副市長に対し一片の憐みの念を抱きましたが、戦場において情けは無用です。

 

副市長とともに雑念は捨て置き、前へと進みました。

 

そこにいるのが当たり前感を貫き通すことで、僕は、報道陣からポジションを譲ってもらえる地位にまで上り詰めました。

 

作者からの解説はそのまんま正解ですから、「これ何ですのん?!」がスルスルと解けていきました。

 

市長と二人で聞いた磯崎先生のお話は、僕の一生の思い出となることでしょう。

 

こうして今太閤となった僕は、満面の笑みで美術館をあとにしたのでした。

 

めでたしめでたし。

 

 

ここからは真面目にお話しますが、大分市美術館[磯崎新の謎]展、おすすめです。

 

昭和の時代の作品からデジタル技術を駆使した現代の作品まで、磯崎先生の哲学がしみ出した傑作の宝庫です。

 

是非とも、建築という枠を越えた磯崎先生の知の世界に触れてみてください。

 

 

僕は招待券もらってるから、もう1回行っちゃおうかなぁというプチ自慢を披露させていただき、今回の記事の結びといたします。

 

 

最後に一言・・・大分に元気とまつき!!