今回は、僕が見聞きした面白い研究についてお話をさせていただきます。

 

僕は、世界中の『そんな視点があったか!』という研究を調べるという独特の趣味を持っておりまして、このブログでも、僕の仕事に繋がる興味深い研究を何度かご紹介させていただいたことがあります。

 

中でもお気に入りは、アメリカで大規模な社会実験として実施されたペリー教育計画と、アメリカ疾病予防管理センターと保険会社の合同で行われた成育環境と健康状態の相関を研究したものであり、この2つは、『自分の仕事の内容整理のために書いたメモ的な記事の割に超大作!の巻』において、要旨について説明させていただきました。

この2つの研究の結果から、僕は大分市議会本会議で、子どもに対する社会の適切な介入によって、進学率の向上や犯罪率の低下、社会保障費用の抑制など、社会は多くの利益を得ることができると言え、子どもに対する投資の価値は大きいと考えるという持論を述べたことがあります。

 

この話は、結構説得力があって、質問席で強い手応えを感じたことを覚えています。

 

というように、様々な研究によってもたらされる人類の知の蓄積は、僕たちの社会や個人の生き方に多くの影響を与えるものであると思います。

 

 

ですが、一見、僕たちの生活にあまり影響がないと思われてしまうような研究が多くあります。

 

今回は、そういったラインの研究について紹介させていただこうと思います。

 

 

まず、ご紹介させていただきたいのは、米・ペンシルベニア大学ウォートン校とオランダ・アムステルダム自由大学が共同で研究した、脳のボリュームと知能の関係にまつわる研究です。

この研究では、脳のボリュームが大きい人は、認知機能テストの成績にはわずかに正の相関関係があるという結果が得られたそうです。

極端な表現をすると、顔のデカい人は頭がいいということです。

 

2つ目にご紹介させていただきたいのは、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスのサトシ・カナザワさんとシンガポールマネージメント大学のノーマン・リーさんの進化心理学の共同研究についてです。

研究結果によると、多くの人々の幸福は、人口密度の減少と反比例して増加し(また、愛する人との高レベルの社会的交流の多さとも相関関係がある)、極めて知能が高い人間は、友人といっしょにいないときのほうが幸福であり、より高度な知能をもつ人間は、友人との社会的交流が頻繁になるほど、生活満足度が低くなるということです。

これについて極端な表現をすると、頭のいい人は友達が少ないということです。

 

3つ目にご紹介させていただきたいのは、かなり古いものですが、1940年代に行われたジョージ・ハミルトンさんによる薄毛と男性ホルモンの関係についての研究です。

この研究では、男性ホルモンのより多くの分泌は薄毛に大きな影響を及ぼす要因の一つであるという結果が得られています。

男性ホルモンは骨格の形成や記憶力に影響を及ぼします。

そういったことも勘案し、極端な表現をすると、薄毛の男性は頭が良くたくましいということです。

 

ここまで、3つの研究についてご紹介させていただきましたが、1つ気が付いたことがあります。

 

それは、僕との関連性が強い研究だということです。

 

 

1枚目は同窓会での記念写真ですが、横並びのはずなのに僕だけ飛び出して見えるというもので、僕の顔面のデカさが証明されます。

2枚目はこのブログにたびたび登場する志村くんの写真ですが、志村くん以外の友人の話をブログでしたことがないことから、僕の友達の少なさが証明されます。

3枚目は、独特なサングラス以上に目を奪う僕のおでこの存在感によって、僕の薄毛が証明されます。

 

何が言いたいかと言えば、僕は頭がいいということが証明されてしまったということです。

 

気持ちいいです。

 

研究って素晴らしいと痛感しました。

 

僕も研究をしてみたくなりました。

 

ということで、大学院に行って研究をしようと思います!

 

本気で言ってます。

 

実は、去年からずっと考えていたんですが、僕の大きな活動テーマである子どもに関する研究を自ら行って、それを仕事に活かしていけたら素敵だなぁと思っています。

 

ですので、この記事で大学院受験宣言をさせていただき、今後、受験体験記も記していこうと思います。

 

そんなこんなで、松木、頑張ります!

 

受験生松木にエールを送っていただきますよう心よりのお願いをいたしまして、今回の記事の結びといたします。

 

 

最後に一言・・・大分に元気とまつき!!