みなさん、ごきげんよう!にしこり
今回は、松木の入院体験記をお送りしようと思います\(^q^)/
本題に入る前に、恒例の不毛記事を・・・
これは、先日M-1グランプリに出場した際に、会場に向かうべく大分駅で相方の市原くんと合流した瞬間の一枚です。
僕の放つ独特のオーラに、市原くんは爆笑\(^q^)/
・・・今思えば、集合した瞬間に出オチしていたわけで、一回戦敗退も納得\(^q^)/
次に、もう少しアップで撮影されたものをご覧ください。
これは、ソニックにて移動中の僕です\(^q^)/
このサングラスのセンス、我ながら鳥肌ものです\(^q^)/
そろそろお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、僕のファッションセンスには、抑えきれないオネェ感がにじみ出ています\(^q^)/
仲のいい友人からは、僕の私服を『オネェのスタイリスト』と形容されています\(^q^)/
ということで、きっとみなさんが僕の私服を見てみたくなったでしょうから、後日、
『松木コレクションinアメブロ』
を企画しようと思いますので、乞うご期待\(^q^)/
では、ここから本題に近づいていこうと思います!
本題に入るわけではない!というのが、前文のポイントですよ\(^q^)/
こういう細かいところで、不毛な文章を引き延ばしていくのが松木流\(^q^)/
ということで、本題に近づいた項に入っていきます(笑)
先に掲載させていただいた写真のような独特なファッションセンスは、今までの僕にとっては、隠したいところでした。
公人としては、あまり相応しくないと思われてしまう気がして。
つまり、自分の持つ『公人はこうあるべき』というステレオタイプに怯えていたということです。
だけど、こころの病気になり、治療中に色んなことを考えて、怯えからくる消極性が、自分の良いところまで消してしまっているような気がしましたし、何より、そんな生き方は息が詰まるっていうことに気がつきました。
これも、すでにお気づきの方もいらっしゃると思うんですが、僕は、とてつもなく自分のことが大好きです(笑)
だから、そんな僕の大好きな自分なんだから、ありのままの姿をみなさんに知られても、きっと愛してもらえるはずだという、恐ろしいほど自己中心的な境地に至りました。
そのような中、本日ここに、アクセス数の少ないブログですが、全世界に松木センス、ひいては松木ワールドを公開していこうという実践の段階に入ったのであります。
そんなわけで、病気を通じて自分と向き合った結果、松木ファッションの一端を披露することになったというオチがついて、今回も素晴らしい前段となりました\(^q^)/
では、入院体験記を綴ってまいります\(^q^)/
以前の記事、『僕のかく乱について書くらん』にも記しましたが、僕は適応障害というこころの病気になりました。
僕は、知る人ぞ知るロングスリーパーであり、アインシュタイン先輩と同じく一日10時間睡眠を基本としていました。
・・・ここでは、僕がアインシュタイン先輩のようにクリエイティブな脳活動をしていたという主張を読み取ってください\(^q^)/
僕の脳活動の実態はさて置き、そんな僕に不眠の症状が出ました。
1日2~3時間程度しか眠れないという日が半年ほど続き、頭痛やめまい、集中力の低下、気分の落ち込みなどが次第に出てくるようになりました。
精神科の病院に通院をしていたのですが、症状が改善されず、主治医の先生に入院設備のある病院の紹介状を書いていただき、その病院の先生とお話しして、入院することになりました。
ちなみに、看護師さんから入院前の診察のためのヒアリングをされた際、
「僕って明るい好青年に見えると思うんですけど、本来の僕は今の3倍明るい好青年なんで、そこを差し引いて分析してください。」
という名言を、僕は残しました\(^q^)/
ここからの体験記は、きっとみなさんも興味をもっておられると思うので、期待に応えるべく、より気合を入れて記します。
まず、僕の入院した病院では、入院後1週間は、建物外はもちろん、入院病棟の自分の病室のあるフロアから外に出ることができないという決まりがありました。
ほぼ病室に缶詰だったこの1週間は、本当に辛かったです。
狭い缶の中に複数人で詰め込まれるオイルサーディンさんも、きっと辛いだろうなぁということに気づかされました。
ですが、僕の病気は、脳内でのノルアドレナリンやセロトニンといった物質の分泌量が低下していることによって症状が出ており、それらの分泌のためには、ゆっくりすること、沢山眠ること、しっかり栄養を摂ることが重要であるということで、この1週間は大切な期間だったと、今になって思います。
実際に、この期間にかなり睡眠をとれるようになりました。
1週間が過ぎると、先生との面談によって、僕は敷地内のみ日中外出可という革命的許可をいただきました。
久しぶりに屋外に出た時、外は蒸し暑くて、汗ばむような陽気でした。
いつもなら不快に思うはずなのに、本当に気持ちがよかった。
テンションが上がり過ぎて、病院の中庭で、ひたすら四つ葉のクローバーを探しました。
20個くらい見つけました。
五つ葉も3つくらい見つけました。
途中から四つ葉の有難みがなくなりました。
そんなこともひっくるめて、きっとあの感覚は、僕が快方に向かうために大切だったんだろうと思います。
病院の日常生活についても、記します。
7時起床、8時朝食、9時朝礼、12時昼食、18時夕食、9時就寝というのが基本です。
その間に、朝のラジオ体操や検温、簡単な運動や工作などの作業療法があります。
また、定期的に血液検査やCTスキャンなどで体調をチェックするんですが、僕の体のコンディションは万全過ぎて、院長先生からビビられました。
・・・先ほどからのオイルサーディンやクローバーのくだりもそうですが、ちょいちょいサラッとボケてるところは、流さずクスッと笑ってください。
それらの治療に加えて、僕には光療法というものが推奨されました。
これは、非常に興味深いです。
先ほど説明したセロトニンの分泌を助けるために光を浴びることが良いということだそうで、小さいけど高いんだろうなぁという感じの専用機器の前に座って、ひたすら人工光を浴びるだけというものです。
ちょっと見かけは間抜けな感じで、一人でポツンと光を浴びるという独特な時間を過ごすので、あまり好きな時間ではありませんでしたが、ここでわざわざ文句を言ってる割には、この療法はなかなか効果があったと実感しています。
そんなこんなで、恐らく人生で一番のんびりした時間を過ごしたわけなんですが、治療のプログラムの空き時間には、そこそこ本も読みましたし、自分について沢山考えることもできました。
症状もとても改善されたし、入院して本当によかったというのが率直な感想です。
ですが、周囲の方々が僕の病気や入院を知って、対応に困っているなということも感じました。
「病気のことは人に知らせない方がいい」と助言してくださった方も多くいました。
こういったことは、多くの方が偏見を持っているということではなく、多くの方にとって、精神科医療が身近なものとはなっておらず、正しい認識が広まっていないということなんだと思います。
それを偏見って言うんじゃないのかと思われるかもしれませんが、僕の肌感覚では、上に記したようなニュアンスの方がしっくりきます。
虐げるというより、未知への畏れという感じ。
これも、以前の記事に記したんですが、僕は、大分市の自殺対策の条例を制定するときに、推進チームのメンバーとして、多くの専門家の話や、関係機関との意見交換、先進地の視察などの機会をいただき、みなさんの税金を使って自殺問題やこころの病気について学ばせてもらいました。
そこで分かったことは、自殺のほとんどは様々な視点からの社会の介入によって防ぐことができるということや、こころの病気は、根性なんか関係なく誰しもが罹り得るということ、そして、その病気に罹った時に、医療機関に通うという行動や、周囲の人から医療機関につないであげるということが当然だという文化が日本では未発達だということです。
だから、環境の整備も大切だけど、自殺やこころの病気に対する正しい認識を普及することこそ、本当の課題だと思っています。
そして、今回、そのことを身をもって感じました。
税金を使って勉強させていただいた僕ですから、この課題に対して向き合っていく義務があると思いますし、課題解決のために、自らの体験談を含め、多くの方に様々な形で発信をしていきたいと思います。
社会の課題とかも実感することができた気がして、本当に病気になって充実しています。
怪我の功名とは、昔の人はよく言ったものです。
でも、本当に功名になるかは、僕の心持ちと、これからの行動次第だと思いますので、前を向いて頑張ろう\(^q^)/
・・・ここまで、オールOKな入院生活だったような雰囲気が漂っていますが、実は一つだけ落とし穴がありました。
それは、食事です。
病院食が口に合わなかった?と思った方は、不正解!
正解は、病院食がハイボリューム過ぎたというランディー・ジョンソンのスライダー級の超変化球\(^q^)/
体は健康というお墨付きをいただいていた僕なんて、毎食白ごはん400グラム出てきてました\(^q^)/
3食の中の白ごはんだけで、1日2000キロカロリー\(^q^)/
先述の通り、ゆっくりして沢山寝るというのも治療の一環ですから、エネルギーの消費も少ない\(^q^)/
ですので、松木、激太りしました\(^q^)/
ということで、目下ダイエット中なのです\(^q^)/
近いうちに、松木のダイエット成功記を投稿しますから、乞うご期待\(^q^)/
最後に一言・・・大分に元気とまつき!!