みなさん、ごきげんよう!にしこり

 

今回は、僕の仕事について、大分市議会の議事録を交えて発信していきたいと思います\(^q^)/

 

僕の座右の銘は、

『子どもは社会の宝であり、未来そのものであり、大きな希望である。』

というものです。

座右の銘というのは、好きな偉人の格言などを引っ張ってくるのが相場で大体決まっているものですが、僕の場合は、自分が議会で発言した言葉を座右の銘にしちゃいました\(^q^)/

今日も溢れる自分愛\(^q^)/

ということで、僕の座右の銘の産声を、昨年12月の大分市議会本会議の議事録で、みなさんに聞いていただきたいと思います!

2項目あった質問のうち、2項目めのものですので、前の質問への答弁について感想を述べてたりして少々読みにくいかもしれませんが、そこもまた一興という合理化精神で掲載します\(^q^)/

 

 

 

 

○議長(野尻哲雄) 松木議員。 
○3番(松木大輔) 大変前向きな御答弁ありがとうございます。私の議員歴の中で一番前向きな御答弁をいただけたと思っております。ぜひとも子供たちのために、そういったふうに環境を整えていただきますようにお願いを申し上げます。 
 それでは、次の質問に移らさせていただきます。次に、大分市子どもの学習支援事業について質問をさせていただきます。 
 先日、私は自分の価値感を変える大きな出来事に出会いました。ある都市で、全国的にも非常にまれな、児童の7割が外国人という特殊な事情を抱えた学校を訪問させていただいた際、日本に来て数日しかたっておらず、クラスの雰囲気や日本の文化になじむことができずに孤立をしている1人の少年がいました。その少年は、ほかのクラスメートが体育館で整列をしている中、1人でバスケットボールに興じ、クラスの輪に加わる気配は全く感じられません。 
 しかし、あるシンプルなレクリエーションのゲームを通じて、彼はクラスの輪に加わり、ゲームの結果に激しく一喜一憂しながら周囲の仲間を鼓舞し、いつしかその情熱を持ってクラスの中心に座っていました。レクリエーションが終わるころには、クラスメートから一目置かれる存在となり、ほかの子供たちとともに、まぶしいほどの輝く笑顔を私に見せてくれました。その姿を見たときに、子供たちの秘めている可能性の大きさを痛感し、全ての子供たちは私たちの社会の宝であり、未来そのものであり、大きな希望であると心から実感しました。 
 子供たちは一人残らず、みんなが大きな可能性を持って生まれ、それぞれの環境においてその可能性が磨かれていきます。そして、もしも生まれた環境によって子供たちに可能性を伸ばす機会が与えられないということがあれば、それは決して許されないことであると思いますし、社会を築く立場にある我々大人は、何があろうとその機会を守るために全力を尽くさなくてはならないはずだと、さきの体験を通して私は肝に命じました。 
 今、私たちの社会では、子供の貧困が大きな課題となっています。貧困に連鎖が生じているという説を唱えている研究者もいます。そういった状況の中で、より多くの子供たちが将来的に貧困を脱するためには、社会が子供たちの学習の機会を担保することが重要であると思います。 
 そんな中、大分市では今年度から、就学援助または生活保護を受給している世帯の中学生を対象に学習塾費用を助成する、大分市子どもの学習支援事業を開始しました。これは全国的にも希少な画期的事業であると承知しておりまして、実施に当たり英断を下された市長に敬意を表します。 
 先日、泥谷議員もこの事業について質問をされておりましたが、その際、現在この事業の利用者は434名ということでありました。私は、この事業は本当にすばらしいもので、1人でも多くの子供にこの事業を活用してもらいたいというふうに思っています。 
 その際、想定人数を750名とされていますが、さきにも述べたように、私は、全ての子供たちに成長の機会を保障することは、我々大人の務めであると思っています。もちろん執行部におかれましても私と同じ思いでいらっしゃるでしょうし、想定を超える多くの応募があれば、補正予算を組むといった対応についても議論もされていると思います。しかしながら、大分市が市内の全ての子供たちの成長を支えるために全力で取り組んでいるという姿勢を市民に示し、市民との信頼関係を築いていくことも、この事業がより大きな成果を上げることにつながっていくと思います。 
 以上の観点から、大分市の姿勢を象徴的に示す手法として、この事業に関しては、想定人数という枠組みを設ける考え方ではなく、全ての子供の学習の機会を保障していくんだという前提のもとで、対象人数をふやす取り組みを進めていくことが好ましいと考えますが、見解をお聞かせください。 
○議長(野尻哲雄) 江藤福祉保健部長。 
○福祉保健部長(江藤郁) 本市では本年8月から、学習塾の利用に係る経費の一部を助成し、子育て世帯の負担軽減を図ることにより、子供たちに学力を向上するための機会を提供することを目的として、大分市子どもの学習支援事業を開始いたしました。対象者は、本市に居住している生活保護受給世帯及び就学援助受給世帯の中学生2,500人のうち、3割の750人が利用していただくと想定しております。 
 なお、利用者数を3割と想定した根拠は、昨年度実施した大分市子どもの健全育成支援事業におきまして、生活保護受給世帯の中学生にアンケートを実施した結果、3割の子供が学習塾に通いたいとの回答を得たことによります。 
 また、対象となる学習塾は申請に基づき指定を行いますが、申請条件は、大分市内にある家庭教師を除く学習塾の形態で、国語、社会、数学、理科、英語の5教科のいずれかを指導していることや、名簿、出欠状況等が適切に管理されていることなどとしております。 
 助成金額は、月謝や教材費、テスト費用などを対象に、月額1万円を上限としており、市が学習塾に直接支払う仕組みとしております。 
 現在の利用状況でございますが、本事業を開始した8月の利用者は326人、9月が391人、10月が434人、また本事業に協力していただいている学習塾は、8月が112カ所、9月が121カ所、10月が129カ所と、それぞれ増加傾向にあります。 
 本事業は、本市に居住している生活保護受給世帯及び就学援助受給世帯の中学生2,500人全員を支援の対象としております。本事業の10月末現在の利用状況は全体の2割弱にとどまっておりますことから、全対象者に送付する案内文書やホームページの内容をわかりやすいものに改良し、周知いたしたいと考えております。 
 また、今年度末に利用者や学習塾に対してアンケート調査を行いますことから、そこで寄せられた意見や要望等を踏まえまして、利用者の増加に向けた取り組みの充実に努めてまいりたいと考えております。 
○議長(野尻哲雄) 松木議員。 
○3番(松木大輔) ありがとうございます。まさに最後、部長がおっしゃられたように、利用者をふやしていくということが、結局、私も望んでいることでありまして、さまざまな形で事業を検証されたり、また、継続していくことで輪が広がっていくということも考えられますので、どうか1人でも多くの子供たちにこの事業を活用してもらえるように、取り組みを進めていただきたいと思います。 
 また別の視点から質問をさせていただきます。現在この事業の助成の対象は、高校受験に関係する5教科のみとなっていますが、私は受験科目以外も対象としていただきたいと思っています。5教科以外ということになれば、課外で習うものはスポーツや芸術の分野などになると考えられますが、こういった活動も学力の向上に影響を及ぼすと私は推察します。 
 人は周囲の人間関係によって、その生活にさまざまな影響を受けます。スポーツや芸術といったものに触れることや、そのことを通して交友関係を築くことで、学業を進める動機を得たり、人格を形成する新たな要素を得たりすることができるのだろうと考えます。 
 以上のような思いから、助成対象とする習い事の選択肢を広げていただきたいと思いますが、見解をお聞かせください。 
○議長(野尻哲雄) 江藤福祉保健部長。 
○福祉保健部長(江藤郁) 平成26年1月17日に施行された、子どもの貧困対策の推進に関する法律の規定に基づき、政府は平成26年8月29日に、子供の貧困対策を総合的に推進するため、40の具体的支援を示した、子供の貧困対策に関する大綱を策定いたしました。 
 大分市子どもの学習支援事業は、その大綱で定める支援の1つ、生活困窮世帯等への学習支援として実施しているところでございます。 
 平成27年4月1日に施行された生活困窮者自立支援法における生活困窮者は、現に生活に困窮し、生活保護に至るおそれのある者とされておりますことから、大分市子どもの学習支援事業では、事業の対象者を、生活保護受給世帯に加えて、生活困窮世帯それぞれの中学生とし、その学力の向上を推進しているところでございます。 
 こうしたことから、議員御提言のスポーツや芸術分野を対象とした支援は、現在のところ考えておりません。 
○議長(野尻哲雄) 松木議員。 
○3番(松木大輔) 率直な答弁をいただき、ありがとうございます。そのおかげで子供への支援に関する課題が明確になったと、私は前向きに捉えております。その点を踏まえて、最後に私から2つの観点からの要望をさせていただきます。 
 1つ目の観点は、全国的に見ても画期的と言える、この大分市子どもの学習支援事業を、福祉施策としてさらに充実したものにしていただきたいということです。 
 もう一つの観点は、福祉という分野にとらわれることなく、大分市として支援を必要とする子供たちのために手を差し伸べてほしいというものです。 
 今回質問させていただいた大分市子どもの学習支援事業は、あくまでも生活困窮者の自立支援施策の一環であります。この事業は生活福祉課が所管するものでありますが、福祉という立場からの取り組みでは、事業の幅が限定的になってしまいます。 
 対象となる子供たちは、家庭の所得という枠組みによって画一的に選別されます。しかし、支援が必要な子供たちは、所得の低い家庭にのみ存在するわけではありません。保護者の所得に関係なく、育っている環境やそれぞれの家庭の方針によって、あるいは住んでいる地域によって、成長の機会が与えられない子供たちが存在します。 
 子供の貧困を初め、子供に関する課題は非常に複雑であり、従来と同様のアプローチでは、全ての子供たちに光を当てることはとても難しいと思います。つまり、子供の成長を支援するときに、文部科学省が所管する教育という側面と、厚生労働省が所管する福祉という側面から、それぞれの立場によって事業を進めても、手の届かない子供が存在するということです。 
 そんな中、大分市には今年度設立された子どもすこやか部があります。子どもすこやか部は議会からの要請に基づき設立されたものと承知していますが、その目的は、子供関連行政施策を一元的に行うことで、中央官庁の縦割り行政の弊害を、基礎自治体において子供たちにとって望ましい形にしていくことです。逆に言えば、このような機能を有している部局は子どもすこやか部だけということです。 
 子供たちは私たちの社会の宝であり、未来そのものであり、大きな希望です。子どもすこやか部を中心に、大きな視野と柔軟な姿勢を持って、全ての子供たちがそれぞれの持つ可能性を十二分に伸ばしていけるような社会を目指して、取り組みを進めていただきますように心からお願いを申し上げて、私の質問を終えます。ありがとうございました。 

 

 

 

長文の読解、お疲れサマンサタバサでした\(^q^)/

質問の冒頭でも述べていたように、僕は外国人の男の子に目から鱗を取ってもらいました。

子ども達が持っている可能性のすごさにハッとして、楽しいレクリエーションの時間なのに涙が溢れてしまったことを覚えています(笑)

あの体験以来、子どもたちのための政策を研究し、取り組みを進めていくことが、僕のライフワークになりました。

あの少年は、僕の大恩人です。

少年、ありがとう!

 

座右の銘の話に戻りますが、と、タイピングしながら思ったんですが、僕の文章は寄り道が本当に多いですね\(^q^)/

・・・という話で、また寄り道しちゃいました\(^q^)/

 

そんなこんなで、座右の銘の話に戻ります。

人が作る社会を良くしていけるのは、人以外にいないはずです。

高校時代の校長先生が、『国づくりは人づくり、人づくりは国づくり』という言葉を僕に教えてくれましたが、明日の社会をより良いものにしていくためには、教育をはじめ、子どもたちを支援していくことが最も重要なはずです。

まずは、子ども達が、生まれた環境によってハンデを背負っていくような不条理をなくしていくことから、僕は取り組みを進めます。

弱い立場にあるものが淘汰されるのではなく、全ての人が幸せになるための道を切り開いてくこと。

これは、愛と知能持った人類だからこそ可能になった偉大なる挑戦なんじゃないかなって思います。

僕も、その偉業のために一役買いたいぜ\(^q^)/

そんな想いが、凝縮して凝縮して言葉になったものが、僕の座右の銘です。

 

9月3日から定例議会が始まります。

そこでしっかりライフワークに励んできます!

 

ちなみに、9月3日は、僕の誕生日でもあります\(^q^)/

今回、文章にすることで自分の子どもに対する想いも改めて整理することができたし、病気もしたしで、新生松木の誕生日になればいいなぁと思います!

ということで、よぉし、頑張るぞぉ!!

 

 

最後に一言・・・

子どもは社会の宝であり  未来そのものであり  大きな希望である