あの作品はどうなってる?2023年編 | ビッグバン理論

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2023年は、コロナが2類から5類に落ちて、以前の生活に戻ったり
阪神が38年振りにアレしたり、二刀流大谷がHR王を取ったり、
WBCで日本が優勝したり、スポーツ、というか特に野球が色々盛り上がった1年だった。
だが、あの作品らはどうだったのか。
見てみよう。
(昨年のはコチラ👉あの作品はどうなってる?2022年編っていうか2回前だった。)


●2023年掲載話数
コナン   :17話(-4) 1106~1122話
H×H    :0話(-10) 1年休載
ヒストリエ : 0話(-4)   1年4ヶ月休載
ベルセルク: 4話(-3)    372~375話
バガボンド: 0話(±0)  8年8ヶ月休載
バスタード: 0話(±0)  13年7ヶ月休載
( )は前年との差

コナンとベルセルクのみ進展した。
それでは個別に見ていこう。



●『名探偵コナン』 連載中
1106~1122話と計17話掲載された。
2023年はどんな進展があったかというと、
・948話(2016年2月)の羽田浩二殺人事件の内容が明らかに。
・若狭先生はレイチェル・浅香という名のボディガードだった(父もアマンダのボディガード)
・RUMは父から受け継いだコードネーム
・公安の伊織が紅葉の執事になる経緯の話
・ボス(あの方)がバーボンに江戸川コナンを骨の髄まで調べ上げるよう指示
・服部と和葉 とくに進展なし
・キッドと白馬との対決

1123話は2024年7号から予定
ふーむ。進んでるのか、それともゴールがますます遠くなったのか。





●『HUNTER×HUNTER』
もはやこのコーナーの常連。
というか、ハンターのためにこのコーナーがあると言っても過言ではない。
というわけで、2023年の掲載はなかった。
だが、それも当然。2022年に4年振りに連載したばかりなので
次の掲載はおそらく・・・2026年までない!!
とは思いたくないが、それくらいの覚悟をするべきであろう。

そんな絶望のなか、興味深い話として、
作者がテレビ朝日系『イワクラと吉住の番組』(11/21放送)で、
結末案として3パターン考えているという話をしたとのこと。
Aパターン:賛8否2
Bパターン:賛否拮抗
Cパターン:賛1否9
作者本人的には、Cパターンがお好みらしい。相変わらずである。
そして、それら3パターン以外で作者死亡で未完となった場合の結末としてもう1つのパターンが紹介された。
それは、ゴンの孫ギンがハンターにならず故郷に残るという結末
!!
作者が作品の外の場で内容を晒すのはいかがなものかという批判もあるかもしれないが、これはもう仕方ない。
ざっくり最終話(仮に500話)まで何年かかるか計算すると、
4年で10話ずつ進むとして、2062年に完結見込みである。
皆頑張って「生きろ。」
それが作者からのメッセージなのであろうかと思う。


●『ヒストリエ』 2022年10月号掲載から休載
2023年は掲載がなかった。
12巻の発売日も未定である。
連載再開の情報もなく、来年も望み薄か。
いつものことながら、待ちましょう。




●『ベルセルク』
作者が昨年亡くなって、今年は4話掲載。

なんか物足りない気持ちもあるが、

続いていること自体が奇跡的な話である。

引き続き暖かく見守っていきたい。



●『バガボンド』 中断期間8年8ヶ月~
2015年5月「モーニング」に327話掲載以降、休載。
相変わらず連載再開の目処はたっていない。

一方でリアルは掲載されていて、
作者が漫画を描くこと自体中断しているわけでは無いため、
絶望することはなさそうだ。


●『BASTARD!!』 中断期間12年7ヶ月~
2010年「ウルトラジャンプ」6月号で中断後、続きなし。
2022年Netflixでアニメが24話配信されて、
2023年にもその続編「地獄の鎮魂歌編」が24話配信された。
49話以降の話がアニメ制作されるのか不明だが、
作者がアニメ化に触発されて、漫画の続きを描く気になってくれるかもしれない。
今後に期待しよう。





■その他
●TVアニメ『キングダム』
4期が2022年4月~10月放送。
5期が2024年1月~放送予定。
(漫画だと41巻の途中から)
2024年いよいよ5期スタートである。


●『まどかマギカ』の続編 2024年冬公開
2013年10月26日の映画公開後、
2021年4月25日に『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』
の制作が発表された以降、音沙汰なかったが、
9月10日 2024年冬公開が発表された。
2024年冬っていつだよ。
という話だが、それは決して2024年1月2月辺りのことではなく、2024年12月辺りのことのようだ。
とりあえず、続報を気長に待とう。



●『ドラゴンボール超』の続き
神次元の戦いという流れではなく、
悟空達が小さくなった『ドラゴンボールDAIMA』が始まるみたいである。
GTを彷彿とさせイヤな予感がしているものの、
全く音沙汰なかったよりは、マシなのかな?
とにかく期待して待とう。



というわけで2022年進展した反面、2023年は予想どおり失速、我慢の年になった。
「奇数年で充電。偶数年で進展。」という法則の発動である。
だが、来年2024年は偶数年であるものの、充電の年になりそうな気配を感じている。
2024年への期待を感じさせるものが2023年になかった。
1年おきに頑張るというよりは、2年おきに頑張る、3年おきに頑張るという風に世の中の流れが変わってきているのかもしれない。
働き方改革の結果の一つであろうか。
って、冗談じゃねえよ。もっと制作側は毎回毎回面白いものを作ってくれよ。
と思ってしまうが、それは我々が少年だったあの頃だけ。
少年ジャンプが毎週発売して(今も発売してるけど)、ワクワクしていたあの頃は
当たり前だと思っていたが、今にして思うと奇跡的なことだったんだなあ。としみじみ。

2023年現在、我々に出来ることは、期待して待つことだけだ。
2024年も期待そこそこに、2025年に期待しよう。