艶やかに桜が舞いました。
 
【雪月花】まゆ美さん
 
 二枚扇子に、桜の花びらを巻く演出、お稽古を何度も出来る小道具ではありませんので、本番までどきどきでしたが、まゆ美さん、綺麗に桜を散らせて下さいました。
瞬間のお写真です。まゆ美さんも素晴らしいですし、カメラマン旭さんもこの瞬間をとらえて素晴らしいと思います。
 
 
 お綺麗です。
まゆ美さん、テニスもされていらっしゃいます。
お稽古にはいつも私達の目を楽しませて下さる艶やかな着物姿でお見えになって、お稽古が終わった後、更衣室から真っ白いスコート姿で出て来られたりします。
「この後、テニスなんです~」とおっしゃって
すらっとスタイルがよろしくて、スコート姿もまた本当に素敵にお似合いで、お忙しい中、ご自身の時間を上手に作っていらして本当に素敵だなぁといつも思います。
 
 
 今回、お扇子を一枚宙を飛ばせてもう一枚のお扇子で受け取ると言う、難易度の高い振りが入っていました。
まゆ美さん、お稽古中もほとんど落としたことがありません。
テニスで養われた運動神経の素晴らしさでしょうか
「まゆ美さん、僕より成功率高いかも」と秀紀先生おっしゃっていました。
 
 こちら「雪月花」の振付は秀紀先生です。
艶やかなまゆ美さんに、桜を降らせた華やかな演出、せっかくなら、あっと驚く振りも織り交ぜましょうと、二枚扇子で難易度の高い振りがたくさん入っていますが、まゆ美さん、艶やかに華やかに魅せて下さいました。
 
 今回は~さくら四景~と題しまして、「桜」を歌われた楽曲四曲を秀紀先生が振付けて、プロジェクタ映像を融合した新旧を楽しめるコーナーを作られました。
 
◆ 千本桜
◆ SAKURA(いきものがかり)
◆ さくら(独唱)
◆ 雪月花
 
とさくら四景、一部の取りとして、まゆ美さんに踊っていただきました。
 
 
 
 頭上からは桜の花びらをたくさん降らせた演出です。
たくさんの桜の花びらを乗せたかごを、頭上のワイヤーにぶら提げて、ワイヤーと繋がった紐を舞台袖で家元先生と秀紀先生が様子を見ながら引っ張っている仕掛けです。
桜の花びらがたくさん入ったかごには複数の穴が開いていて、そこからちらちら舞うのですが、紐の引っ張り方や角度が悪いとどっど急にたくさんの花びらが降って来たり、綺麗に見える様に桜を降らせるのはとても難しい道具です。
映像も秀紀先生が美しい桜の映像を作って下さいました。大変美しい舞台でした。
 
 桜の花びらは今までは、膨大な量の桜を全部手作業で切っていましたが、今回はちょうど良い素材を見つけて、購入することができました。折り紙で何枚かまとめて適当に切ると言う様な作業ではなく、軽い、でもティッシュよりは重さのある素材の和紙を丁寧に切ります。
折り紙では重く過ぎて落下速度が早いからです。軽い素材ですと落下速度はゆっくりになり、また風の抵抗を受けてひらひら左右に舞って綺麗に見えます。
 
 
 まゆ美さん、本当にお美しいですよね!
こちらのお振袖はご自前なのですが、成人式でお召しになられたお振袖だそうです。
同じお振袖をお召しになった成人式の時のお写真を拝見させていただきました。
もちろんお美しいのですが、今の方がさらに、お美しさに磨きがかかっていらっしゃる様に感じました。
 
 
 お着付もご自身でされています。
元々大変にお綺麗なお方ですし、お着付けもたくさんお勉強されていらっしゃるので、すぐにまゆ美さんの様にとはいかないかも知れませんが、日舞を通して、まゆ美さんの様な美しい御姉様方とご縁して、近づいていけることはうれしい目標だと思います!
 
 秀紀先生の8歳のめいっこちゃん、佑京先生のお嬢様、千尋ちゃんは、まゆ美さんの美しい舞台を観て、「私も日本舞踊をやりたい」と先日からお稽古を始めました。
 
 踊り続けることで、さらに美しさに磨きをかけて
「誰かの夢になる」「誰かの目標になる」なんて、素晴らしいことですよね!
日常ではなかなかないことではないでしょうか。
普通は年齢を重ねることがストレスだったりしますが、日舞は逆に、コツコツお稽古を積むことで、人様が盗ることの出来ない美しさを年々身に付けていくことが出来るうれしい芸事でもあると思います。
 
まゆ美さん、美しい舞台を魅せて下さってありがとうございました(^-^)
次回の舞台も楽しみにしています(^-^)
 
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