情感あふれるお芝居の様な本当に美しい踊りでした。
逢いたくていま（MISIA）
【踊り】家元門下生 吉井美樹さん
【振付】二代目家元 松風秀紀
会場中のお客様が美樹さんの世界に引き込まれたと思います。
「逢いたくていま」はドラマ「JIN-仁-」の主題歌でMISIAさんの壮大な楽曲です。今回は美樹さんからのリクエストで、秀紀先生が振付をされました。
現代から江戸時代にタイムスリップし、現代医療の力に頼らずに患者を救っていくヒューマンドラマ、脳外科医の仁に恋をして、時空を超えて仁が戻ってしまう物語、愛おしく切なく儚い想いを振りで表現しています。
難しい複雑な手はないのですが、ゆっくりたっぷり情感を込めて「お芝居を演じる様に踊ってほしい」と想いを込めて秀紀先生が振付されました。
振り数が少ないほど誤魔化しがきかず、ゆっくりほど、お客様に飽きられず踊るのは難しいです。そして、今回の秀紀先生から美樹さんへの課題は「情緒を込めて世界観を表現し、お客様を魅せる」こと
これを見事に体現されて、大変に美しい舞台でした。
美樹さんの舞台を観て、その世界観に、またご自身の境遇を重ね合わせて感じて涙ぐまれていらしゃる方が何人かいらっしゃいました。
美樹さんの動画です。
生の舞台でなければ伝わらない世界感、細やかなお芝居の様な表情、会場に流れる空気感までは残念ながら伝わりませんが、それでもビデオでも美しい舞台であったことが伝わります。ぜひのぞいてみて下さい
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美樹さんは、つい振り返ってもう一度見たくなる程の美しさ、気品ある佇まいでいらっしますが、それ以上に素晴らしいことは、それにおごらず、コツコツと努力を続けられるお方なのです。
踊りに本気で向き合い、真摯な姿勢でお稽古に取り組み、精一杯を踊る姿に、観る誰もが心からの大拍手を送っていました。
今回のお衣裳です。
仁の物語では旗本の娘ですが、ばっちり江戸時代のお支度に致しませんでした。
現代とも江戸時代ともとれる様な、観るお方の境遇や心境に合せて感じていただける様な、現実と別の世界で踊っている様な、また美樹さんの透明でまっすぐな踊りに合せて、白のお衣裳を選ばせていただきました。
お髪もいつも素敵に結って来て下さいます。
松風のアイドルの様な存在でいらっしゃいます。
いつも控えめですが、美しさに誰もが目をひかれる、そして本当にお稽古熱心でいらっしゃいます。
こちら美樹さんのインスタです
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素晴らしい舞台を本当にありがとうございました！
次の舞台も楽しみにしています（＾-＾）
のぞいていただけたらうれしいです
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