【どんぐりコーヒーと白樺の枯れ葉のお茶】 | キセキを紡ぐ Rut of hope

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【どんぐりコーヒーと白樺の枯れ葉のお茶】


暴風雨の日々が昼夜続いて、5日目にようやく晴れた。私が住んでいるオーストリア北部が最も被害が大きかったのだそうで、浸水した家もけっこうあったらしい。こんなに暴風雨が続くことなど、これまでになかったことだった。


しかし、暴風雨の中でも、植物は生き生きして、花さえ咲いている。地面がしっとりと潤って、緑は輝きを増している。


ものすごい風が吹き荒れて、木の実がずいぶん落ちていた。生け垣のところにヘーゼルナッツの木が自生してきていたのが、今年はたくさん実をつけた。ヘーゼルナッツは、このあたりでは、植えなくても勝手に生えてくる。



どんぐりがなるセイヨウナラの木も、このあたりでは勝手にどんどん生えてくるので、うちの庭にも何本か大きくなってきていた。そのうちの一本に、今年はたくさん実がついた。それが暴風雨でバラバラ落ちていたので、拾い集めてきて、初めて庭のどんぐりでのどんぐりコーヒーを作ることにした。



木がまだ小さいからか、実はかなり小粒だ。枯れ葉の間に落ちている実を集めてきて、殻を剥く。殻は柔らかくて、クルミ割りで簡単に剥けた。これを包丁で刻んで、薪ストーブの上でフライパンで香ばしい匂いがしてくるまで煎る。これをミルで挽いたのを、トルココーヒーみたいに小鍋で煮出す。



コーヒー豆のコーヒーみたいに目が覚める感じじゃないんだけど、どんぐりコーヒーには、不思議なパワフルさがあって、それが生き生きとした感覚にさせてくれる。どんぐりの木は、枝がとても硬くて、大地にしっかりと根を下ろして、たくましく伸びていく力がある。



どんぐりコーヒーを飲んでいると、まさにそうした力を感じるのだ。その味が、秋のどんぐりコーヒーの楽しみだ。


この暴風雨で、黄色くなった白樺の枯れ葉もずいぶん落ちていたので、それを何枚か拾ってきて、今年初めての枯れ葉茶を淹れた。白樺は若い葉っぱもおいしいお茶になるけれど、秋になって黄色くなった葉っぱは、そのまま煮出しただけで香りのいいお茶になる。枝の上で太陽を浴びて自然に乾燥して熟したお茶の味なのだ。



枯れ葉が落ち始める季節は、私にとっては、枯れ葉のお茶の季節だ。ヘーゼルナッツの枯れ葉やどんぐりの木の葉っぱ、ブナの葉っぱ、ブラックベリーの葉っぱなど、それぞれに味わいが違うお茶が楽しめる季節だ。




 

  

 

 

 

 

  

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表紙と挿絵を描かせていただきました↓↓

 

 

 

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