ちゅーことで、
木村正治さんのFacebookより転載させていただきます。
いつもありがとうございます。
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支配階級はあの手この手を使って日中戦争を引き起こそうとしていますから、絶対にこれに乗じないようにしましょう。
クリントン政権の時の国務次官補だったジョセフ・ナイ氏は近年まで日本を操っていたマイケルグリーン氏やリチャードアーミテージ氏らと共にジャパンハンドラーズと称された1人ですが、そのジョセフ・ナイ氏が以前に発表した「対日超党派報告書」という論文があります。
その論文の主な内容は、
(1)東シナ海、日本海にはサウジアラビアを凌駕する石油があり、アメリカは何としても入手しなければならない。
(2)そのチャンスは台湾と中国が軍事衝突を起こした時である。日米安保条約に基づき日本の自衛隊も参加させる。
中国軍がアメリカと日本の補給基地である本土を攻撃し、日本人が逆上する。
かくして本格的な日中戦争が始まる。
(3)アメリカ軍は徐々に手を引き、自衛隊と中国軍の戦争となるよう誘導する。
(4)アメリカは日中戦争が激化した所で和平交渉をしてアメリカ軍中心で東シナ海、及び日本海でのPKO活動を行う。
(5)日本近海でアメリカが軍事的・政治的主導権を取得し、アメリカエネルギー産業が圧倒的な立場で開発を司る。
(6)この前提として自衛隊が海外で自由に軍事活動できるようにする。
というものです。
実にしたたかです。
20年以上前のジョセフ・ナイ氏による論文ですが、今まさに岸田文雄首相を通じて実現させようとしているように見えます。
日中戦争は結局はアメリカを通じた支配階級の巨利のためです。
それを誘発するために先ずは台湾有事が仕掛けられます。
絶対に乗じてはなりません。
この現実から尖閣諸島の意味が見えてきますね。
尖閣諸島は日本の領土です。
1895年に日本政府が10年かけて調査をして、どの国にも属さない事実を確認した上で正式に日本領に編入しました。
この時に、日清戦争を戦った清から反論はありませんでした。
以降30年間、200人以上の日本人が尖閣諸島に暮らし工場も建てました。
1920年に尖閣諸島沖で中国船が難破。この船員を尖閣諸島に暮らす日本人が救助しています。
中華民国から送られた感謝状には「日本帝国沖縄県八重山郡尖閣列島」と明記されています。
この時に1951年のサンフランシスコ講和条約により沖縄県と尖閣諸島はアメリカの統治下になりました。
1958年に中華人民共和国が発行した地図には尖閣諸島と明記され日本領とされています。
しかし・・・・・。
1968年に国連が尖閣諸島沖で石油を発見してから中国が急に領有権を主張し始めました。
露骨過ぎます。
何が狙いか露骨です。
また田中角栄首相の時に日中国交正常化が行われましたが、この当時の日中両政府は国交正常化を優先したために尖閣諸島の領有権については触れないようにしました。
しかしアメリカがしたたかになり、それまでは全く触れなかった尖閣諸島に「中立を保つ」と故意に日本と中国に争いが生じるように仕掛けました。
アメリカもしたたかです。
もともと尖閣諸島は沖縄県です。
サンフランシスコ講和条約により沖縄県と尖閣諸島がアメリカの統治下にされ、やがて沖縄県が日本に返還された際に当然ながら
尖閣諸島も沖縄県として日本に返還されたことになります。
当たり前です。
当初はアメリカから見れば全く価値のない岩礁のような島の尖閣諸島は放置していましたが、サウジアラビアを上回る海底油田が尖閣諸島沖に見つかるや否や、急に石油利権欲しさに赤裸々に態度を変えたという事です。
露骨過ぎます。
何れにしても先ずは海底資源欲しさに仕掛けられる台湾有事や日中戦争に嵌まらないように皆さんで冷静に過ごす必要があります。
政治家は支配階級の代理人でありメディアは支配階級や支配階級傘下の企業の広報ですから私達一般国民が成熟していく事で国民主権に立脚した言動によることしか日常を守る道はないように思えます。
政治家に任せる、官僚や政府、メディアを鵜呑みにするのではなく皆さんが自分の事として社会的に言動することが日本を存続させ未来に繋げていく道だと私は思います。
転載ここまで・・・