のうも。
まつじゅんですん。
まとめに困ってたフリーVST特集ですが、とりあえず数回に分けます。
なので「第0.x.y回」になります。
まとめて見る時は注意してくだしい。

まずはVST(エフェクターなど)です。
エフェクターをご存知ない?
カラオケやラジオなどでよく使う「エコー」ってありますよね?あんな風に音を変化させるものです。
音質、音圧、時空(!?)その他いろんなモノを変化させます。(1つ嘘が入ってます)
今回は一般的によく使うエフェクターをとそのおススメVSTをご紹介しますので、この際名前や機能、どういった効果があるエフェクターなのかも覚えてしまいましょう。

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   コンプレッサー(コンプ) 
・一般的にはバスドラムやベースといった音圧を必要とする音色に音圧を加える目的で使われます。
私の変わった使い方としてはドラム全体を必要以上に圧縮しドラムの音を「綺麗に歪ませる」という使い方もしますが、それはコンプレッサーの使い方がわかってからでもいいでしょう。
原理を簡単に説明すると大きい信号を圧縮して小さい信号を伸張する事で小さい音を強調する、といったイメージでしょうか。

Cockos / Reacomp
ReaPlugs VST FX Suiteの一部でReaperを使っている場合は最初から導入されているエフェクターです。
動作が軽快でとにかく軽量なので低スペックなノートPCで数個同時処理が可能です。
メーター等も必要な物だけなので初心者向きだと私は考えています。

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   イコライザー(EQ)
・イコライザーとは指定した音域の出力レベルを調整することができる物と考えて下さい。
例えば、「バスドラムの低音をもっと強調したい。」場合はEQで低音域を上げてやる訳ですね。
上げる事はもちろんですが、下げることも出来ます。
曲を作っているとわかるのですが「ベースの音域の一部とバスドラムの音域の一部がかぶって音が割れる」などの状況に遭遇します。(特にコンプレッサーなどの使い方を覚えると)
その場合、イコライザーで少しかぶってる音域をカット(下げてして)やることで音割れが回避出来たります。

LinearPhaseGraphicEQ
このイコライザーは15バンド(※指定できる音域の数)でそれぞれの音域が固定されているので「いじってるうちによくわからん事になった」という事があまり発生しません。
しかし慣れた方にとっては15バンドは少ないかも。
それでも歪みにくくクリアな音質が保てる(もちろんパラメーターを上げ過ぎると歪みます)のは素晴らしいです。

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 ディレイ
・空間系エフェクターの代表みたいな存在。やまびこのような残響音を出せます。
うまく使えば空間系エフェクターのすべてがこれで賄えます。

Classic Delay
このディレイはシンプルかつ使いやすく、しっかり利いてくれます。
利き方もテープ、アナログ、デジタルと選べるので音色に合わせて使い分けれます。

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 リバーブ(リバーヴ)
・空間系エフェクターで、大きなホールで鳴らしているような感じで出来たりします。
実はディレイで作れるのですが、なれないと難しいのでリバーブを使ってしまった方が間違いないでしょう。
バラードのストリングスやギターソロで使うと効果は抜群だ!

Classic Reverb
空間系エフェクターはPCへの負担が大きくなりがちですがコイツは軽く感じます。
シンプルなので使いやすい点も評価が高い理由でしょう。
上で紹介したClassic Delayと同じ所が作っているのですが、ここのエフェクターはホントに完成度高いです。
フリーでいいの?ってぐらいです。

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   ディストーション(DST)
これは使う人と使わない人が極端に出るでしょうがご紹介します。
歪み系のエフェクターです。ロックギターをイメージして頂くとわかりやすいでしょうか。
要するに「ノイジーな音」になります。

Tube Baby

見た目もシンプルですし音も幅が広く使い勝手が抜群です。
少しだけ歪んだ音から重厚なディストーションサウンドまで作りだすことができます。

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基本的な部分エフェクターとその中でさらに使いやすい物を厳選してみました。
ちょっと記事全体がごちゃごちゃしてしまったのでゆっくり時間をかけて読んでみて下さい。

もちろんこれをご覧になって使ってみて「こっちの方が使いやすいよ」というのが出てくるかもしれません。
それはそれでいい事です。
このご紹介はあくまでもそのモノサシにして頂ければよいので。

次は少しマニアックなエフェクターをご紹介します。
では今回はこのへんで。あでゅ~(´・ω・`)ノシ