3月3日は耳の日です。
今日は理事をさせていただいている大阪府耳鼻咽喉科医会主催で耳の日セミナーという市民講演会のお手伝いに行ってきました。
聴力の低下が認知症のリスクにもなることがわかり、日本耳鼻咽喉科学会では「聴こえ8030運動」と称し、80歳で30デシベルの聴力レベル(不自由なく聞き取りができるレベル)を保つことを目標に啓発活動をしております。もちろん聴力自体を改善させることは難しい場合も多いので、補聴器などの使用で30デシベル相当の聴こえが維持できることが推奨されています。
豊中市でもこのヒアリングフレイル(聞き取る機能の衰えとそれによる弊害)に対する予防に力を入れており、私は昨年からその事業に参加させていただいております。昨年の活動で「聴こえのガイド」を作成したので、特に豊中市の皆様はご覧になっていただけますと幸いです。当院でも掲示しておりますので、よろしければご覧になってください。
そのヒアリングフレイル事業の会議のため、昨年は数回診療時間の変更をさせていただき皆様には大変ご迷惑をおかけしましたが、ご理解いただけましたら幸いです。本年も何回か診療時間の変更をさせていただく日もあるかと思いますが、何卒ご理解の程よろしくお願いします。