今年、支援学校に入学されるお子さん達の困惑が少しでも減ります様に…



①にスクールバスでの戸惑いを書き、次はチャイムと時間割のお話ですが、まずスクールバスの件追加とサポートブックのお話を。



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皆さん今サポートブックを作られたり、もう提出された方もおられるかと思いますが、「スクールバスの添乗員さん」へのサポートブックも作られることをお薦めします。


うちは毎年学校から提出用紙を貰います
(ほぼ白紙で何かあれば書いて下さいという感じの用紙)

息子は乗り物のこだわりが沢山あるので、その用紙サイズに合わせ、パソコンで独自に顔写真入りで作ったのを貼っています。


・乗り物のこだわりが強いこと

・バス停に路上駐車されていて、いつもと違う場所になるとパニックになるので、そうなる前の対応策

・よく鼻血が出るのでいつもの止血方法
(伝えておかないと人によって違い、パニックになって止血がうまくいきませんでした)

…を簡単に書いています。



バスは勿論ですけど、学校へのサポートブックも
1回読んで覚えられる、印象に残る物を作るのが肝心アセアセ


保育園の時に初めてサポートブックを作り、
子どものこと(着替えにしてもトイレにしても)サポートブックに書いておいたことを、いちいち質問されて

書いてあるのに何で読んでくれていないのだろうショック汗…とショボくれました。


先輩お母さんが
「サポートブック、書いてたら量が多くなった~」
「連絡帳、書いてたら長くなった~」
…とよく言ってたので多いことが良い風に勘違いしてしまっていたんです。

文章は簡潔に。
支援グッズもあるなら写真入りで。



取扱い説明書に喩えるのもアレですが…
スマホの設定方法とかもですが、新しい家電の取扱い説明書とか
文章だけで長々書いてる物より写真イラスト入りを読みたくなりますよね、便利。

そしてそれはずっと手に持って毎回見ない、1回見て覚えそれでやっていく、余程必要でないと再度見ない。


読み手、受け取る側の状況や気持ちになってシンプルに分かりやすくまとめる必要があると(何回かサポートブックを作って)学びました。

さて、長くなりますが、本題のチャイム・時間割のお話

参考画像(アメンバー限定公開)
http://ssecret.ameba.jp/matsuina123/

色々差し障りあるかもなので、アメンバーさん限定公開で学校でのスケジュール類をまとめました。
ブログを書かれていて、保護者さんとわかる方だけ承認させて貰っています。


就学相談、入学説明会で小学部の時間割について(学年の活動の流れ、低学年1~3年生の縦割授業)教えていただいていたけれど、入ってみて驚きました。

♪キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン…学校ならではのチャイム

小学部は朝の会までの時間をたっぷり取っているからか
(通学服から校内服に着替える、脱いだ服を片付ける…身辺自立や朝の学習プリント)
チャイムが鳴っても関係無しなのです…


チャイムに合わせて学校生活を過ごして来た私達には違和感しか無いのですが、子ども達は「チャイムを聞いて切り替え動く」ことを知らないから、チャイムの音を気にはするけど違和感は無いのかも。

私も暫くしたら慣れてしまって、5年生になって療育の先生に学校の様子を見に来ていただいた時にチャイムの話題が出て「あーそうやった」と思い出した感じ。


実際見ていないので分かりませんが、聴覚過敏が凄く当時イヤーマフもしていなかった息子はどう反応していたのか…

(先生に尋ねたら問題ないみたいでしたが、当時は不快な時に泣いたり暴れたりせず、ウロウロ多動激しくなったり他害に出るタイプだったので心配は止みませんでした)


チャイムではなく先生の声かけで動くことになるのですが、それは自閉っ子には凄くしんどい!


【担任の先生と療育相談の先生に会っていただいて決まったこと】

時間割(スケジュール)を見て動く

(終わったら黒板に貼っている時間割カードをおしまい箱に入れて見えなくする)

おしまい箱に入れるのはクラスの「よてい係」とし、息子がその係をして見通しが立つ様にする


それまではリュックにマイ時間割カードをぶら下げて通い、このことが決まったのは3年生の後半。 でも、この形が本当に機能し始めたのは4年生から。その1年間、嘘みたいに行き渋りが無くなりました。
5年、6年は息子と相性合わない先生がいて又行き渋り大変でしたが、「息子には学校は大変」ではなく、支援が整っていたら息子も学校に安心して通えることがわかりました。



時間割も国語、算数、理科、社会…という教科でなく、支援学校の時間割(…と言っても、それぞれの校風があるし、自治体により色々だと思います)

行事の前には必ず「事前学習」予告をして下さるので有難く…

でも、うちの息子には戸惑うポイントがいくつか有りました。



☆パソコンとプロジェクターを使ってスライドを見せてくれる事前学習と、そうでない事前学習がある

…これは、息子が混乱していることを担任の先生にご相談させていただいたら、直ぐ、毎回スライド有りか無しか私に事前に教えて下さり、私から息子に伝えました。

その他にも同じ授業だけど場所が違うこともある…色々重なり、担任の先生からご提案下さって、一週間の時間割予定を(学年便りはいただいているけど息子には更に細かい情報を補足し)個別に予告していただきました、6年間アセアセ←ありがとうございましたえーん



☆遠足の事前学習…晴れの予定と雨の予定両方聞いて混乱

初めての遠足…浜寺公園、雨の時はアミティ舞洲

又それが当日小雨で、アミティ舞洲へ行ったと思ってたら連絡帳には浜寺公園。
(小雨決行になった様です)

遠足どこ行ったか尋ねたら「はまでぃ」…






療育相談で先生に話したら
「そら混乱するわ…(細かくは忘れたけど、学校で相談する様にと)」

なのでこれはこちらで解決したのでなく、担任の先生に息子の混乱を率直にお話しし、そしてそれ以降大きな混乱はありませんでした。



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今思えば、入学当初は変な遠慮をして担任の先生に息子が学校内で混乱していること、難しいこと…率直に言えていなかったけど、思い切って言ったことはきちんと対応して解決して下さっていました。

保育園で持った不信感を学校に引きずっていました、反省。

もし同じ様なお母さんがおられるなら、まずは学校の先生を信頼することが大事なのかも知れません。


給食編は③にします