昨日までの寒さはおさまり今日は快晴ですね
今日は3月11日
東日本大震災から3年です。
長い月日のように思えますが…
まだ仮設住宅での生活を余儀なくされている被災地の方々や、復興のめどが立っていない所も見受けます…
しかし、そうした中で一刻も早く復興できるように数々の取り組みが行われてきましたし、今も尚、行われております。
確かに、前を向いて進んでいます。
少しでも早い復興を願うと共に心からご冥福をお祈り致します。
今日は京都の最高峰である甲冑師
「平安武久(ぶきゅう)」をご紹介致します
武久と言いますと、京甲冑師の中でも群を抜く職人
武久の産み出す作品は他を寄せ付けない最高の技術が凝縮された逸品
その最高峰の京甲冑師が自らの手で更なる高みへ行きつくと…
そこに見る事の出来る2文字の言葉
「智尚(ともなお)」
その名前には、重要な意味が込めらています
智尚は初代平安武久の妻であり、京都伝統工芸技術功労者でもあった佐治 知の名
京甲冑は決して1人の職人の手で作られるものではありません
雛人形同様、各工程のプロフェッショナルの手を通して1つの作品が完成するのです
初代平安武久と妻・初代智尚
2人の名匠の手が加わった作品は数ある武久の作品のなかでも別格であった
必然的に【智尚】の作札が記された作札は、厳選された数に限りある名品にのみ許されたものとなりました
現在も、その名は武久の最高級品質を約束するものであり、一部の限られた職人のみが触る事を許されます
そして、その商品を扱う事を許されるのは、武久と特別とも言える程のお付き合いをしている数店のみ
全国でも数えるほどしかありません
人形の松井はその中の一つです
京都最高峰の技術…
一度ご覧になってはみてはいかがでしょうか
皆様のご来店心よりお待ち申し上げております