離婚に向けた話し合いは
双方の弁護士を交えて
話し合いは続いていましたが…
いくら弁護士から
銀行の担保設定を外すことを
相手側に要請したところで
無い袖は振れないように
担保は外れませんでした
刑事告訴は
しないことにしたものの
身に覚えの無い
1億7500万円の借金を
背負わされたまま
幼い子供を抱えての離婚は
いくらなんでも厳しすぎます
そんなことから…
松居は弁護士については
解任、解任を、
繰り返しながら
4人目の弁護士に
突入していました
その4人目の弁護士は
なんと、ロッキード裁判の
7名の内のおひとりでした
法曹界においては
泣く子も黙らせるような
知らない人がいないくらいの
凄腕弁護士だったのです
知り合いから
ご紹介を受けましたが
ロッキード裁判を
手がけてきたような
凄腕弁護士が
離婚問題について
代理人になってくれるかと
不安はありましたが
すんなりと受けてはくれました
しかしです
その際の着子金には
目が飛び出すくらい驚きました
ちょっと、ちょっと…
待ってくださいよと
言いたくなるくらいの
高額金でした
しかし、
なんとか離婚の話し合いに
終止符を打ちたい一心だったので
凄腕の弁護士から言われた額の
着子金を支払って
松の代理人になってもらいました
相手の弁護士は
会社の
顧問弁護士が務めていました
まさに会社が絡んだ
話し合いに発展していたのでした
さすが
高い着手金を
支払っただけのことはありました
凄腕弁護士は
新しい契約書を
当事者同志間ではなく
当事者を抜きにした
契約書を
弁護士間で交わしていったのです
これは当時には
さほどの効力を
感じませんでしたが
この契約書が
その後の後
大きな力を
発揮することになるうとは
夢にも思っていませんでした
弁護士選びの
大切さが身に沁みました…⭕️