当時は


スチュワーデスの方よりも


たくさん飛行機に乗って、



車掌さんよりも

新幹線に乗って、



全国の講演会に


ひとりで向かっていました





そんなある日のことでした


空港から直行で


息子がお世話になる保育園へ


迎えに行った時のことでした








先生が、その日のエピソードを


お話くださいました




実は、、、

今日、隆一くんが

お空ばかり眺めているので…

どうしたの、、、と尋ねたら…



ママが

今日も飛行機に乗ってるから

もし、飛行機が落ちて

死んだら…

僕はひとりぼっちになるから…

空を見ているんだょ…と


先生に

話したそうです




先生から

このお話を聞いた


母の私は

涙が止まりませんでした



家にふたりで


元気に帰ってからのことです




ねぇ、、隆一


なんか、空ばっかり見ているみたいだけど…

ママが乗る飛行機は✈️

絶対に落ちないよ

もし、もし、落ちても

ママは死にません

たとえ、死んでも生き返ります

必ず、元気に

隆一の側に必ず帰ってくるから

心配するなょ〜と…


あえて…


笑いながら話しました





幼い息子に心配をさせながら


全国を走り回っていた松



講演をしても


支払いがなされないケースが


あることを各方面から


耳にしていました




これは決して


講演業界ではめずらしいことでは


なかったのです




そこで、


松が掲げた条件は


交通費はひとり分ですが




講演料については


前日までに


全額を振込むことを


条件にしていたのです





これは、講演業界においては


新しいシステムでした




しかし、このお陰で


何千か所で


講演会を実施してきましたが


一軒も未清算は生じませんでした



つまり、


トリパくれはなかったわけです…⭕️





母として


ひとりで


息子を育ててあげる決意が生んだ


生き抜く知恵でした





  こちらは弊社の講演会の請求書です 

    松が作成し投函も自分で行います

     入金確認も松の仕事でした

    なにぶんにもひとり作業ですからね…