毎日1時間強ずつ…




弱った体と心に


太陽のパワーを当てていきました





汗が出るくらい強い日差しでした







すると…


前に進もうとする力が




少しずつ


芽生えてきました





そして、


もうひとつ




背中をぐいぐいと




押されることがありました







それは、おとうちゃんです




はやいもので一周忌を迎えます




真のみなさんからは

おとうさんが見守っていらっしゃいますよ…



綺麗なメッセージをいただいていますが…






いえいえ…




私は63年間



父子をしていたので




その父の人柄は知っています




父が願っているのは




「ぼた餅亅だということを




充分に知っていました





「かずよ、

 もうすぐ一周忌やど

 わしの好きな

 ぼた餅は供えてくれるやろなぁ…亅





おとうちゃんは



自分が食べたいと思ったら


待ったがきかない人でした





どうやら…


あの世でもそうらしいのですよ





おとうちゃんが亡くなってからも


どうしてるか心配で尋ねてみました





そうしたら…



真っ先に「ぼた餅亅だったんですよ



かずよ

心配するな…大丈夫だからな…


では、ありませんでした





父から来たメッセージは



ぼた餅の説明だったんですよ




好物のぼた餅を供えてほしい要求が


真っ先に届いたわけです






だから、



今回も


私が悲しみで立ち上がれなくても…





それはそれ!





一周忌には花より団子



ぼた餅だけは



私は買いにいかないといけませんでした