刑事さんに促されて…




一度は霊安室を離れました





しかし…




母をひとりにはできませんでした





雪のなか…




再び…




ひとりで



霊安室へ向かいました







しかし、



鍵がかかっていたので



なかには入れませんでした





雪が降るなか…




ドアの前に立って…



霊安室の母に話かけました








居なくなった私に


気がついてくださり…




刑事さんが



霊安室に来てくださいました





この刑事さんですが…





滋賀県を代表するような


難事件を取り仕切ってこられた




凄腕の刑事さんでした





後に…




他の刑事さんから


教えていただきました




これも神様が結んでくださった


ご縁ですね





たまたま…




その敏腕刑事さんが


宿直だったわけですからね




母の最後を




名刑事さんが



見守ってくださったのです