朝にお約束をしました
三途の川の話を
スタートさせていただきます
時はかなり昔の話となります
私が小学生になる前の話です
ある日のことでした
私は突然に
原因不明の高熱に襲われました
町のお医者さんから
「今夜が山場です亅と
告げられてしまいました
実は…
私の前に2人の姉が
生まれていましたが
早産だったことから…
生まれて数時間後に
姉達は亡くなっていました
３番目の娘の私までもが
危険な状態を迎えてしまい
我家は大変なことに
なってしまったわけです
父はレースどころではなくなり
私を側で見守っていました
山場と聞いた両親は
私を抱き抱えて…病院から
家に連れて帰えりました
両親は神様のお力でしか
私を救えないと思っていたのです
私の布団の周りには
神に祈りを捧げる方々が集まり
小さな太鼓を叩いたり
鐘を鳴らしたりしながら
私の命を救うために
神様へ祈りを捧げてくれました
しかし、私の高熱は下がらず
えらいことになったわけです
孫の中で私を一番可愛がってくれた
おばあちゃんも駆けつけて
私の側にいてくれました
みんなが祈りながら
わたしの顔を
のぞきこんでいたわけです
話は続きます…✍️