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中小企業後継者アドバイザー/カリスマ性を必要としない楽しむ経営

中小企業後継者専門のコンサルタントです。
経営者としての「在り方」を対話で紡ぎだします。

それぞれの成功にはストーリーがあり、それぞれの結果があります。こうすれば上手くいくとストーリーを描きチャレンジしていくのですが、環境の変化、新たな競合の出現、制度などが変わる社会的な変化、思いもよらない出来事などによって上手くいかないことがあります。

 

上手くいかないときには、自分の描いたストーリーを諦めずにやり続けることは大事ですが、それにこだわりすぎて囚われてしまってはいけません

 

もちろん自信をもってチャレンジを遂行していくのは当然です。ただ、同じことをし続けてもうまくいかないことがあります。そうならないためにも描いたストーリーに修正をかけることもあると常に頭の片隅に置いておかなければなりません。ときには勇気ある撤退も必要です。

 

初志貫徹というとすばらしいことのように聞こえますが、あなたの想いの根幹にある部分は変えなくとも、それ以外の大きな部分においてでさえも考えを改める、修正する、改善するといった柔軟さは必要なのです。

 

そうしなければあなた自身が大きなダメージを受けてしまうことになるでしょう。

 

また、チャレンジはいきなり大きなことではなく、小さなことをチャレンジし、検証することで、そのチャレンジを続けるべきか、修正すべきか、辞めるべきかに早く気付くことも大事です。

 

なぜなら、変化しないで放置する時間が長ければ長いほど受けるダメージが大きくなりますし、当然のことながら投資したお金によっての影響の大きさも大きくなるからです。

 

このことからわかることは、変化することを恐れて、囚われ続けた時間と受けるダメージは正の関係があると言え、中には会社自体を失ったり、個人の資産さえ失ってしまうことさえあるでしょう。

 

しかしながら、それはあなたに今変わらないといけないという事を暗示しているだけで、たとえ時間が経っていて大きなダメージを被っていたとしても、すべてを諦めろということとは違うのです。わたしが言いたいことは、変わらないといけないと気づくことが大事で、どうせ何やっても駄目だと諦めてしまい、再チャレンジする機会さも見逃してしまう。すなわち、何をしても駄目だという考えに囚われ、いままでの過去に引きずられてしまうことがいけないのです。ずっと同じことだけに囚われてしまうと次回チャレンジする機会を得ることさえも与えられなくなってしまいます。

 

ダメージを大きくしないために小さく始めることももちろん大事ですが、大きな失敗をしたあとでも諦めなければ、チャンスは必ず訪れるものなのです。

 

人によって再チャレンジできるステージは違えども、リベンジする可能性は必ずあるわけで失敗したからといって、すべてを諦める必要はどこにもないのです。

 

■中小企業経営者のためのコンサルタントです。

https://starting-npa.jimdo.com/

皆さんの中にも副業や兼業をされている方もいらっしゃるかと思います。

 

いま政府では「働き方改革」の一環として、副業兼業対するガイドラインを策定し、推進しようとしています。就業規則の中に、労働者の副業兼業を認めることを記載することが原則とされています。

 

これは、働き方の多様性への対応先進国最低となっている生産性の向上人材不足への対応などが目的とされています。ある見方では今後不足するとみられる社会保障を賄うためとも言われています。捉え方は人それぞれかと思いますが、皆さんは副業兼業についてどのように思われますか。

 

経営者の方でしたら、すでに自分の会社以外からの収入を得たり、数社の経営に携われている方もいらっしゃいますが、ここで考えたいのは、もしあなたの会社の従業員が他社で収入を得る場合のことです。

 

いま一度あなたの会社の就業規則を見てください。

 

たいていの会社は副業兼業を禁止もしくは、消極的に認めるというような形になっているかと思います。家業が農業であったり、自営業であったりする従業員が家業の繁忙期に手伝いをすることは慣例的に認めている場合が多いのではないでしょうか。

 

ここで素直な疑問としては、家業なら認められて、他の会社で別の収入を得ることがなぜ許されないのかということです。

 

そこには他社への情報漏洩や事務処理の煩雑さ従業員の働きすぎによる健康問題などが心配され、得られるメリットより失うリスクの方が大きいとみられるためです。

 

わたしの考えとしては、基本的に就業時間以外をどのように使うかは管理されるものではないと思いますし、また個人の可能性を広げるためにも副業兼業は認められてしかるべきものと考えます。もちろん副業の方の収入が本業より多いのであれば、そちらを本業にすればよいのです。

 

会社からとれば、せっかくここまでお金をかけて教育し、その結果他社にその能力を流用され、外部に人材が流出することに抵抗を持つ気持ちもわかります。しかしながら、そのような考えを持つより、逆に積極的に認めるほうが得策ではないかと考えられます。なぜなら、副業兼業を現実にする方は会社が思うより少ないものと思われます。確かに副業兼業に対するあこがれは多くの方がもたれてはいますが、収入が問題なかったり、時間的に余裕がなかったり、今の仕事が好きなど会社にとどまる理由は多くあります。さらに他の会社でも通用するような社員をたくさん育て上げることができれば、自社にとっても能力の高い人材が多くいることになり自社にとっては良いことではないでしょうか。また、自由度が高くそれだけ鷹揚に構えている会社は、従業員にとってもまた他社からの人材にとっても魅力的に見えるものです。

 

流出のリスク増大は流入のチャンス増大でもある

 

従来の考え方に囚われずに、新しい考え方のマイナス面ばかりを観ずプラスの方に流用する。そのほうがより生産的で有意義なことなのです。

 

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企業経営の成功には戦略が大事ともいわれますが、失敗することも当然あります。

 

逆にほとんどが失敗と言っても過言はないでしょう。企業経営は失敗を繰り返しながらも事業を継続し、大きな成功を得られるように変化をしていかなければなりません。

 

先日ラグビーの大学選手権をテレビで見ました。ラグビーは戦略のスポーツと言われています。大学選手権決勝戦で明治大学と対戦した天理大学は、関西学生リーグを圧倒的な力で勝ち上がり、準決勝ではそれまで大学選手権9連覇していた帝京大学にも圧勝しました。もし天理大学が選手権を制覇すれば初優勝なのはもちろん、関西の大学では同志社大学以来の35年ぶりの優勝に成りました。ながらく関東勢にやられっぱなしであったことから関西の他大学からも応援メッセージを受け取り決勝戦に挑みました。

 

突破力のある外国人留学生を要する天理大学は僅差でリードされていたとしても逆転できると考え、前半の多くの部分を手堅く、エリアを獲得するためのキックを多用し時間を費やしました。後半の攻撃を見るともっと早くからアタックしていれば戦況は変わっていたかもしれません。そして逆転することができず悲願達成とはなりませんでした。

 

「戦略の失敗」

 

そこには自分たちの実力、明治大学の戦力分析を鑑みての戦略であったことでしょう。もちろん初優勝で有る事、他大学からの期待感も選択には影響したでしょう。それを戦略の選択ミスという事は簡単ですが、果たしてそうでしょうか。

 

 最後のワンプレーで、もしノックオン(ボールを前に落としてしまうミス)をしなければ、逆転トライを決め勝利し戦略通りの結末を迎えたかもしれません。必ず自分が考えたことがうまくいくとは限りませんし、ノックオンをしたのがそれまで大活躍していた外国人留学生であったことも皮肉なものです。

 

果たして違う戦略をとっていれば、勝利することができたでしょうか。それは結果が解っているから失敗とわかるだけで、戦略立案の段階では採られた戦略がベストであったものに違いありません。もしかしたらキッキングゲームが上手くいき首尾よくエリアを獲得してトライを重ねていたかもしれません。神様以外誰が解るというのでしょう。

 

「失敗から学ぶこと」

 

戦略の成否は、戦略そのものの性質によるもの、時間の経過(戦略変更の早い遅い)によるもの、競合の力、組織の性質、社会変化など。それぞれが影響しあい決められていきます。それぞれを鑑みて戦略は立てられるのですが、それでも必ず成功するとは限りません。逆に失敗することの方が多いでしょう。

 

考えていた状況と違う、思うようにことが進まない、想定外のことが起こる、もちろんスポーツだけでなく企業経営でもいえることです。

ひとつの戦略に縛られず、その状況に応じてアップデートしていく、失敗することを恐れずリトライする。

 

それができれば、天理大学はここ数年の間に大学選手権を制覇するのではないかと思います。

 

勝つための戦略はあっても必ず勝つ戦略はないのです。

 

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