予想通り定期考査はダメダメ | まつんちょのブログ

予想通り定期考査はダメダメ

昨日自習して家に帰ると言っていた息子。

 

でも昼過ぎに帰ってきました。

 

ちょっと、今日のブログは長いです。

 

 

 

「ただいま~」もなく、ガサゴソしていたので気づきましたが、いつもと違う感じでした。

 

昼ご飯を作らなきゃって思い、下に降りていきましたが、超不機嫌。

 

しゃべりかけるなオーラ全開で「買ってきた」とのこと。

 

私も昼ご飯を食べていなかったので作り、一緒の食卓に着いたのですが、まったくしゃべらない。

 

ご飯を食べたら、自分の部屋に引きこもりました。

 

絶対今日の試験できなかったなぁ・・・と思い、お母さんにLINEで報告したら、しばらく放っておけとのこと。

 

予想通りだと思う、とのこと。

 

ということで放っておきました。

 

その後夕食で一緒に食卓に並んだ時に、

 

「昼、俺不機嫌だったけど、どうでもよくなったから復活したよ~」ウインク

 

とのこと。

 

まぁ、テストが悪いことをどうでもよいって何を言っているんだ、コイツは?

 

と思いましたが、放っておくことにしました。

 

そうしたら、

 

「お父さん、何が不機嫌だったか聞きたい?」ウインク

 

と言ってきたので、面倒なので、

 

「別に。どうでもよいことだったんだろ?」真顔

 

と答えたところ、

 

「かわいい息子が何を考えていたか知りたくないんだ~」ニヤリ

 

と言ってきたので、

 

あっ、これ面倒くさい奴だ~ということで、

 

「お前も成長したから、いろいろ考えることはあるだろうよ。」真顔

 

といなしたところ、

 

「そうなんだよ~。だから言うね。」ニヤリ

 

結局しゃべるのか・・・と思いながら聞いていました。

 

 

 

「お父さんのこと、めっちゃムカついていたんだよ。ウチの定期考査、85%は絶対無理!だいたいお父さんの学校とレベルが違うからね!」ニヤリ

 

はて、90%は当たり前、最低で85%と言ったけど、なんで下の方を選択しているんだろう・・・と思い、問いただしました。

 

最低85%な、だから90%取れだ。下を採用してそれにも届かないってどういうことだよ???」真顔

 

その下にすら届かないから85%なんだよ!ニヤリ

 

確かにそうだ。

 

でもこの答え方、なんか知恵をつけやがった気がしてなんかムカつく。

 

「それはお前の勉強が足りていないだけの話で自信満々に言われても困る!」真顔

 

「だったらやってみて判断してよ!あとで見せるから!」ニヤリ

 

ということで、食後に見せてもらうことになりました。

 

「はい。これ。国語はいいから歴史のだけ持ってきたよ!」ニヤリ

 

と。

 

「あのさ~、もう一度言うけど、定期考査は習ったところからでるんだよね?歴史の問題って、それは即ち記憶力だけなんだから、そこに高度もへったくれもないんだけどさ。」真顔

 

「まぁまぁ、そう言わずやってみてよ」ニヤリ

 

「わかったよ。答えはないだろうから、教科書持ってきて!」ニヤリ

 

「学校だよ。置いて行っていいってなっているから」ニヤリ

 

普段の授業はわかるけど、定期考査前にも教科書を持って帰らない!

 

一体家で何の勉強をするのだろう。

 

アホなのか。リアルに。

 

平常心、平常心。

 

・・・だから自習してきているわけね。

 

と、かなり好意的に理解しようとつとめました。

 

絶対違うけど。勉強をしていないだけだけど。

 

 

それにしても嫌な科目をもってきたものだ。

 

小学校の時に、歴史は教えなかった。

 

理由は、歴史は変わるから。

 

私の時とは違う内容になっています。

 

代表的なのは645年の大化の改新とか、1192年の鎌倉幕府とか。

 

645年は乙巳(いっし)の変だし、鎌倉幕府も諸説あり1185年になっていたりする。

 

知っている範囲だとよいのだけど・・・。

 

と不安を抱えながら解答していきました。

 

「クロマニヨン人・・・、これらを猿人から順番に並べるのね。

 

サヘラントロプスは知らないけど、アウストラロピテクスより昔の猿人が見つかって、440万年前から700万年前にまで古くなったって記事をよんだことがあるから、たぶん猿人だね。だから、これが一番古い。順番に並べて、新人のクロマニヨン人が最後だね、どう?」真顔

 

「合っていると思うけど、クロマニョン人って習ってない!」えー

 

「ラスコーの壁画とか習わなかったか?フランスの。それを習わないなんてありえないぞ!だから教科書見せろって言っているのに持って帰ってこないんだから勉強してないのは確定だね!」真顔

 

「まぁ、まぁ。他にもあるから見てみてよ。」えー

 

「中国の川で文明?長江ではないほうだからこの地図の川は黄河だろ。そのあとの国家・・・なんだっけ。秦か?いや違うな、後ろに書いてある。最初の国家は夏だね。秦の後の国家・・・なんだっけ。武帝と書いてあるから、漢だね。教科書によっては前漢とかになるから、どっちかはわからんけど漢で合っているはず。4大文明の・・・ああ、こっちはナイル川で、こっちはチグリス・ユーフラテス川だね。チグリスかティグリスかは教科書によって違うと思うからわからん。次は地中海の・・・なんとか海?地中海なのに?都市国家って後ろにあるから、エーゲ海かな。エーゲ文明からトロイの木馬で有名なトロイヤ文明で、その後にポリスという都市国家が作られるから。ああ、じゃこれはアリストテレスだ。で、日本。645年の変?いっしの変(漢字で書けないけど口頭なので問題ない。そして後で調べて乙巳とわかりました)だね。」

 

ということで、ほとんどできました。

 

出来たのは昔勉強していたから・・・ではなく、おそらくエイジオブエンパイアというゲームやアサシンクリードオリジンズ、オデッセイをやっていてWIKIとかをみていたため。

それで、なんとかなりました。

ゲームもやり方によっては勉強になる。

・・・という私の言い訳です。

子供は絶対に遊ぶだけだしね。

 

「・・・で、ほとんど出来てしまったけど、何か???」真顔

 

「お父さんは歴史が得意だからできるんだよ!」えー

 

というので、

 

ゴールポストは動かすなよ。お前は高度だからできないといったけど、ウン10年遠ざかっているお父さんでもできてしまったわけで、高度だからできない!ということにはならなかっただろ。ムキー

 

「・・・」ガーン

 

たまたまですが、出来てしまったので言いたい放題言わせて頂きました。

 

過ぎたことは仕方ない。テストが終わったら、解答をみるのではなく、いったん教科書と対比させながら、自分で解答を書くこと。ちゃんと復習しておかないと。真顔

 

授業で全部覚えてしまえばいい!!って言ってたじゃん!えー

 

こいつ、本気で雷を落とされたいのか???

 

ちょっとムカついたので、話をつづけました。

 

「ふ~ん、じゃあ問題を出す。面積を求めてください。はい、答えて!」ムキー

 

「答えようがないじゃん。どんな図形かわかんないんだから」えー

 

「そうだよね。何を求めているかわからない。

 

君の言っていることはこれと似ている。

 

お父さんが言ったのは、

 

学校の授業の前に予習をして、学校の授業を復習として全部覚えてしまえば、復習は必要ない!と言った。

だいたい覚えてもいないのに、復習は必要ない!ってどういうことだ!ムキー

 

と、ブチ切れてしまいました。

 

まぁ、本人は反省した(ように見える)ので、しばらく様子見です。

 

ただ、解いてみてわかったのですが、確かに彼の言う通り、高度だと思います。

 

テストの内容をみて、おそらく高校1年生の領域のような。

 

中学で習った感じはしません。

 

もっと浅い、薄っぺらい感じだったような。

 

それが大学受験を目指す際に、高校受験が無駄と言われるところでもある(浅すぎて無意味。もう一度高校生で覚えるのであれば最初から覚えるほうが効率的)のですが、世の中の私立中学の子達は、こんなことをやっているのか、やっていたのか・・・と思うと、ちょっと驚いた・・・というか引いてしまいました。

 

高校からの大学受験で、難関校を狙うのは大変なわけだ。

 

でも高校生になった時に、これを知っていたら高校1年生からの学習はもっと早めて進めてたな。

 

知らないっていうことは、やっぱり損をします。

 

それを実感しました。