クラスのLINE
昨日学祭の帰りの電車の中で、息子から
「これ、宣伝だと思うんだけど友達追加してくれって、どうすればいい?」
って、LINEのトーク画面を見せてきました。
「ブロックとかすればいいよ~。面倒だったら無視とか」
といいつつ、何気なく彼の画面を見ると、クラスのグループLINEの未読が67件。
おいおい、身近なグループの未読67件はヤバいやろ、ということで息子に、
「とりあえず未読はマズイぞ。既読スルーもできれば止めた方がいい。っていうかクラスのLINEをなんで見てないんだ?」
と問いただすと、
「スタンプとかくだらん内容だから、みなくていいんだよ。」
と。
彼の言うくだらない内容とはどんなものか興味がわいたので見せてもらいました。
たしかにスタンプで会話しているのもあったのですが、この問題教えて!とかあり、それに対して、このプリントの1の(2)が類似だから、見てみ?とか、ここをこうしたら簡単だよ!とか、細かく計算式まで説明してくれている子もいました。
それで
「お父さんとしては、これを見てくだらないと言ってしまうお前の頭のお花畑さが羨ましいわ。」
と答えたところ、
「ほんと、いつもムカつく言い方するよね、お父さんは!」
と反応してきたんで、
「ムカつくように言っているんだから、ムカついて当たり前だろ!ていうか、何がお花畑かってわかんねーんだろ?」
と言うと、
「わかんねーよ!」
ということで話をしました。
「この回答をしている子達、友達がわからないから助けてあげている、とも言えるけど、解答の仕方がヒントを与えたりしているわけでしょ。つまり単に答えているのではなく、勉強を教えているってことだ。人に教えるってことは、自分は完全に理解していないといけないわけで、この答えている子達は完全にこの分野については理解しているってことだ。」
「そうなんだ~。初めて知ったよ!」
とすっとぼけた事をいうので、追撃で
「初めて知ったというのは嘘だな。今日の場所と同じ名称の学校の説明会でも、そういう取り組みをしていて、学力の底上げに効果的だったって話をしていたし、お前もそれを聞いていたぞ!何度もね!」
と指摘すると、
「えへへ、そういえばそうだね。だって解答するの面倒じゃん。お父さんならちゃん書いてあげる?」
と切り返してきたので、ちょっと考えて
「既読スルーか、答えを写せるように全部記載してサボらせるかな・・・。」
と答えました。
「お父さん、性格がひん曲がっているから、絶対に後者だね。なので僕は今後既読スルーにするよ!」
と。
お父さん的には、
「僕も今度から解説してあげるよ~」っていうのを期待したのですが、親の心子知らずです。
他人に教えることが非常に効果的である勉強方法であることを、まだ彼は知らない。
せっかくいい環境なのに残念です。