”国立大学の学費、年間100万円の値上げ?!” | まつんちょのブログ

”国立大学の学費、年間100万円の値上げ?!”

私もこのニュースをみていろいろ考えていました。

駅弁大学と呼ばれる国立大が相当数あるので、それが問題かなぁと思いました。

人口減による国の負担がある・・・というのがあったので。

 

ただ、これらの駅弁大学は、

 

元々地域性に関わらず教育機会を平等に与えよう

 

ということから作られたので、その費用が負担だ・・・というのはそもそも国としての責任を放棄していると思います。

 

それと

 

国立大学が学費が安いので私学の経営を圧迫しているのか?です。

 

例えば慶応の医学部と、地方の国公立大学医学部だったら、一定数慶応医学部を選択する人がいると思います。

 

慶応の医学部のほうが、価値があると考える人がいるし、私もその選択はアリだと思います。

というか、ウチの子がそうなったら、借金してでも慶応医学部に行かせるな・・・多分。残念ながら夢のまた夢だけど・・・・。

 

それだけの慶応医学部のブランド力はあると思います。

先輩達が作ったブランド力です。


もっとも、この慶応の学長は、

 

大したことのない大学が国立大学として存在している・・・のがそもそも問題で、

 

金を払ってまで入る大学やったら入学者がおる。

だから学費をあげれば収入が増えるだろ。

 

と言ったのでしょう。

 

競争原理が働くと。

 

物凄い嫌味だけど、確かにそれは否めない。

 

ただ、ノーベル賞受賞者は、駅弁大学である長崎大、徳島大、山梨大、埼玉大からは輩出しているにもかかわらず、慶応大からは出ていない。

というか、私立大学からはでていない。

 

ノーベル賞が全てではないけれど、

 

なぜ私立大学出身者からは、

 

人類に貢献したとされるノーベル賞がでていないのです?

 

それは目指すべきもの、目的が違うからでしょ。

 

なので、国公立大学と私立大学を比べて、何になるのでしょうか?

 

ここに競争原理は要らんて・・・。

 

 

そうは思うものの、国公立大学にも努力は必要。

税金が使われているのだから、当たり前。

国公立大学であっても淘汰の対象になるべき。

 

その対象は?ってなるけど、

 

例えば和歌山大には観光学部がある。

国公立では唯一。

※似たところでは琉球大の国際地域創造学部とか都立大の都市環境学部とかある。「観光学部」と名乗っているのが和大だけで。

 

かなり尖った学部というか・・・なぜ和大で?

できるってニュースで聞いた時には、白浜のパンダだけで観光学部はきついやろ~と思ったもの。

南部高校の梅が由来の南高梅とか、有田みかんとかがあるから、作るなら農学部じゃないのか?と思ったし。

 

一応本州最南端の潮岬やら、一段滝としては日本一といわれる那智の滝など観光資源はあるけど不便すぎる・・・。

便利にするなら高速道路、そうすると絡んでくるのが自民党の二階さん・・・。

和歌山のために仕事してるんだよなぁ。。。

ちょっと印象悪いけど。

 

・・・話がズレた。

 

唯一無二の研究ができるというのでれば、駅弁大学でも存在価値、志望価値は十分にあると思います。

そうであると志望者は減らない。

それを作り出せるかどうか。

 

そうなると国公立は学費が安いから、私立大学はつぶれるけどね、

私立大学側はビジネスなんだから仕方ないでしょ。

 

国立大学よりもお金を出して通うだけの価値、

志望者がくるような価値を作り出せなかったのだから。

 

話を戻して、

 

国公立大学は、学部を新設する必要はなく、

 

そもそも既存の学部で、そういえる教育を、その大学でしているのか。

 

それができていないのが問題であって、それを、そのことを国の役人は考えろよ、とちょっと思いました。

 

なので、こんな形で報道されてること自体、役人側がダメダメだと思いました。

 

慶応大学の学長はお気の毒に・・・という感じです。

 

まぁ金持ち喧嘩せずで、気にもしていないでしょうけど。