赤本とチャート式 | まつんちょのブログ

赤本とチャート式

温泉に息子と一緒に入っていた時の話です。

 

現在、数学だけ先取り学習をさせています。

 

 

 

 

「なんだかチャート式の参考書が不安になるよ」びっくり

 

「何が???」ポーン

 

「解説を読んで例題を解くと解説が書いてあんじゃん?これ解説を見て覚えてしまっているような気がして、身についていない気がする・・・」びっくり

 

「先取り学習なのだから、わからんかったらそれこそ意味ないやん。何度も言っているように、先に学習して、復習を授業でするの。それで定着させるのよ。まだ学校も始まってないのに何を言うとる。」ポーン

 

「いや~だって、赤本の時そうだったじゃん!」びっくり

 

息子が何を言っているのかというと、過去問対策の時の話です。

 

受験時の赤本は大手2社があります。

※PICKは2つあるのを表示させただけですので学校はたまたまです。

 

「声の教育社(声教)」と「東京学参(学参)」

 

ウチではこの2つを学校によって使い分けていました。

 

ものすごく雑な書き方をすると、声教は物凄く丁寧に解説があります。

それにくらべると学参のほうはシンプルです。

 

本命校を学参で、それ以外を声教(特に直前期)で使用していました。

 

塾の先生は声教推しでした。

 

まぁ、最初そうかなぁと思ったのですが、あまりにも詳しく書いているので、わかったような気になりそうな気がしたので、学参のほうを最初渡しました。

 

つまり解説をみて理解できるかどうか、というポイントもあったので、それでわからなければ塾の先生に聞け!と。

 

赤本単独で完結させなければ、ちょうどいい塩梅の解説でした。

 

解説がシンプルなので、わからなければどうしてそうなるのかを考える。

そして解けるようになる。(実際は、私が解説することになったのですけど。)

ただ、これは比較的時間のある本命校の対策の時。

 

直前期にそんなことをやっていては間に合わないので、声教を中心に、わからなければ直ぐ解説を読んで、解き方の引き出しを増やす必要があります。

そこで声教のほうをガンガンやりました。

 

ただ、それで比較的高得点をとれるようになっていたのですが、なんとなく解けるような気になるし、解き方を覚えてしまう。

そうなると少し変化球を投げられると、打てない気がしていましたし、実際にそうなりました。

 

入試結果を見ると、学参のほうは合格しましたし、不合格でもあと少し。

声教のほうは大幅未達。

 

ただ、問題の相性があります。思考力を要求するのか知識を要求するのか。はたまた捨て問題を判断できるのか?というところまで入試にはあると思うので、本人の特性もありますから話半分程度で。

赤本の使い方も人それぞれで、合っているやり方があると思います。

うちの子はたまたま学参の方があっていただけ。

 

ただ、息子にしたら、「身についた」とおもったのが学参のほうだったようです。

 

解説させられるお父さんからすると声教のほうが有難かったし、よく理解できる気がするのだけど。

※同じ学校で2冊は買ってませんので実際はわからないです。でも学参のほうを解説するのは苦労した。。。

 

・・・ということで、「わからなくても考える」ということが重要だ!ということだけでも伝わっていたようです。

 

それにしてもチャート式が合わないとしたら、何が合うんだろう・・・。

 

他で数学で知っているのは知っているけど・・・。

 

 

 

 

「高校への数学」、これは流石に難しすぎだろうなぁ。

 

今これを渡すと、絶対に数学が嫌いになってしまう気がする。

 

お安くもないし・・・。

 

でも、自身がまたやってみたい気もする。

 

ちょっと本屋に行って中身を実際にみてくることにします。

 

どんな本だったか記憶があやふやだ。。。