ラッキーだったこと その2-4 ~両親、百聞は一見に如かずを経験する~
昨日は、子供のご褒美の1つ、鬼滅の刃の映画を観に行く!と達成しました。
しかも観たのはIMAX版。
・・・音に酔いました。うちはなんでも安いほうが合うようです。
特上ハラミよりハラミが、特選シュウマイより昔ながらのシュウマイのほうがおいしく感じます。
たぶん、次はノーマルで観ることになりそうです。
さて、今日の話は巣鴨中。昔は新御三家の一つとも呼ばれていました。
思い出したのは約2年前、ウン十年ぶりに偏差値表を私が見ていました。
元関西人からすると、当時は西大和学園が今のようになるとはまったく思っておらず、時代が変わると偏差値も変わるということを実感はしていました。
御三家、相変わらず高偏差値帯だね。灘や東大寺、大阪の星光も変わらず。
そういや新御三家ってあったね、と。
でもあまり覚えていないながら、今の偏差値帯をみていても、あれっなんか違う。
どこだったっけ?
改めてググり直しました。
あら、巣鴨中って上位にないよね。
消滅したんだ~と思ったら、見つけました。
表の中盤ぐらいに。。。
東大合格者3名(うち現役1名)。しかも年々合格者が減少している。
6年前の日能研のR4偏差値帯は50で2024の偏差値は55。
まぁ、その偏差値帯で3名も東大に入っているというのだけでも超凄いことなんですけど(他にインターエデュの医学科の合格ランキング全体で6位!)、驚きすぎて絶句した覚えがあります。
最高80名弱も東大に合格していた学校ということで、田舎者の私ですら知っていたのに、何があったんだ???という状態でした。
いろいろと調べると、出るわ出るわネガティブな情報が。
・浪人が多い=無理をさせて受験する
・私立医学部医学科が多い=お金持ちばっかり
・硬教育=古い、ゆえに退学者が多い。
なるほどな~、そういうところが不人気になったんだ~と思ってました。
ですが、実際のHPをみると、そんな学校に見えない。
単に興味本位で学校説明会に参加しました。
そして参加して180度印象が変わりました。
簡単に書くと、
・無理させて受験→失敗してもよいじゃない。夢に向かって努力するんだ。
・私立医学部医学科が多い→東大だけが全てではない。
・硬教育→ダメな時はきちんと叱る。生徒への「愛」。
堀内校長先生がアホな私にもわかるように説明をしてくださったので、非常に良い印象を持ちました。
何よりも息子がすごく影響を受けて、
「もう君たちは中学受験にチャレンジするっていうことだけで頑張っているんだ。」
と言う言葉と、
「もう終わろうかな~と思ったら、あと10分頑張ってごらん?」
という言葉に影響され、凄く前向きに勉強をするようになりました。
そのため、この学校を第1志望校とし、
さらに同じ算数レベル(千葉だと東邦大東邦。日能研R4偏差値63と同等になるので難関校)の学校をセレクトして、勉強を始めることとなりました。
でも、算数嫌いになってしまったので、全然伸びず。。。
最後千葉の入試の1校も模試扱いで受験したものの、算数の自己採点で壊滅状態が判明。。。
う~ん、2月1日の受験は止めて手じまい、もしくは、最後チャレンジして散るのもよいかな~と思ってました。
でも影響を受けていた息子が、都内の別の学校を受ける(別の第1志望校)、千葉の学校のラストを受ける(これも第1志望)と決めました。
物凄く影響を受けていた学校を止める。。。
マジか?信じられなかったです。
何度も本人に確認しましたが、そこは揺ぎ無かった。
ただ1校目の受験を終えた後、自己採点で5点(ちなみに10点以内は全部5点差扱い。10点だと明らかに足りないと思っちゃうし、1点だと悔しすぎるから)
足りないと判明した時に私は後悔しました。
同じ不合格ならやはり巣鴨を受験させるべきだったのか、と。
ただ、最後の千葉戦で合格した時、「巣鴨の校長先生の言葉があったら全力チャレンジできたんだよね~」と言っていました。
少し救われました。
数年後、巣鴨はまた何十人と東大に入る学校に戻ると思います。
息子に子供ができて中学受験を考えた時に、その時にも憧れの学校でいてほしいな~と思いました。
影響を受けた4校はこれでおしまい。
他にも、自身の学校が大好きで説明会をしてくれた城北埼玉は、今年どうだったのかな~とか、
元旦に学校見学をして、ウチだけかと思ったら他に数組いて驚いた立教新座とか、
学園祭の時に甲子園にも出場して競泳でも活躍した方がプールで泳いでいたのかな~と思った、日大豊山とか。
見学した学校の思い出はいっぱいあります。
途中で本当に学校見学が楽しくなっていて、もっと見てみたかったな~と思います。
もう、これもできないんだと思うと、なんだか寂しい気持ちになりました。