計画書
企画名 無人島へようこそ!
目的 1)新入ベンチャーを迎え、楽しく活動できるよう親睦を深める
2)無人島生活を通じてソロキャンプスキルを磨く
目標 1)十分に自己紹介をし、お互いの理解を深める
2-1)菊~隼・富士:救急章、野営管理章の取得
2-2)~1級:野営章、野外炊事章、信仰奨励章の取得
(一部1級課目の復習)※各自履修状況による
3)18NJ課題の練習
期間 5月3日から4日 1泊2日
集合時間 5月3日 10時00分
場所 矢田の渡し渡船場(朝酌)
解散時間 5月4日 11時00分ごろ
場所 矢田の渡し渡船場(朝酌)
実施場所 狐森島
服装 集合・セレモニー時 制服(ハットは不要、キャップでよい)
装備品・持ち物
個人装備
□作業着 □雨具 □タオル □軍手 □懐中電灯 □調味料 □時計
□新聞紙 □マスク数枚 □ティッシュ □トイレットペーパー □うちわ
□救急セット □ウェットティッシュ □簡易イス □寝袋または毛布、マット
□虫除け □水2L 3本程度 □ナイフ □ハサミ □3食分食材(短時間で
調理できるもの) □食器・炊具(鍋兼用食器、箸など)□スマホ(カメラ)
□スカウト進級手帳 □スカウトハンドブック(ボーイ用+ベンチャー用)
班・隊から借りる物
ソロテント 家型テント ノコギリ 大きめのスコップ 非接触体温計 消毒液 蚊取り線香 若干のランタン 組立テーブル クーラーボックス ロープ ブルーシート 隊標準の救急用具セット 国旗(掲揚柱) 手旗 マッチ
予想される危険と安全対策 ※いずれも薬を用意
やけど すぐに冷やす。
食中毒 しっかり火を通す、保冷剤を使い腐らないようにする。
虫刺され 虫除けをし、刺された場合冷やす。
コロナ対策 (手指消毒、対面時マスク)
スケジュール
3日 | 4日 | |
6時 | :00 起床、着替え(制服) :30 各自朝食 | |
7時 | :30 朝礼・国旗儀礼、スカウツオウン | |
8時 | :00 テント撤営(乾燥作業) | |
9時 | :30サイト撤営(工作物解体、片付け) | |
10時 | :00 矢田の渡し 荷積み 渡島 荷物下ろし :40 サイト観察·設計 | :30荷積み、離島、 荷物下ろし |
11時 | :00 掲揚柱立て、国旗掲揚 :20 各自のテント設営、サイト設営 | :00 解散 |
12時 | 各自昼食(必要な人は着替え) | |
13時 | 家型テントほか設営 | |
14時 | かまど作成(3種) | |
15時 | ジャンボリー課題(手旗・火起こし) | |
16時 | 簡易ろ過器作成 | |
17時 | 休憩 スカウツオウン準備、夕食準備等 | |
18時 | :30 国旗降納、スカウツオウン | |
19時 | 各自夕食(営火準備) | |
20時 | 営火、隊長との話など | |
21時 | :30 火消し処理 | |
22時 | 就寝 |
野営章
1入団以来通算10泊以上のキャンプ(3泊以上のキャンプに2回参加したことを含むこと、また自分が計画した班キャンプを含むことができる)に参加していること。
2キャンプ地を選ぶときの基本的な条件と自然環境を保護するための注意点を説明し、班キャンプにおけるサイト設計図を作成し、そのキャンプ地に合った班サイトを構築する。
3家型テントとドーム型テントを含む、代表的なテントを3種以上張り、特徴、用途を説明できること。
4フライ付き家型テントを正しく張り、昼と夜、晴天と雨天、強風時に応じた綱の張り方ならびに支柱、ソドクロス、換気窓、扉の扱い、乾燥作業ができること。また、ドーム型テントの強風時および雨天時の対策、乾燥作業ができる。
5木、竹などの材料を用い、正しいロープ結びを用いてキャンプ生活に必要な用具や設備、立ちかまどを含む3種以上を製作すること。
6キャンプの衛生について、次の各項にわけて説明ができること。
ア) 湿気の防止と乾燥作業の必要性とその方法
イ) 寝るテント内に食品を貯えることの有害な理由
ウ) キャンプサイトにハエを発生させないための対策
7夜のキャンプサイトにおける正しい明かりの取り方を理解していること。また、ホワイトガソリン、灯油、ガス、乾電池を使用するキャンピング灯火を3種類以上使用した経験があり、取り扱い上の注意事項・特徴・手入れの方法が説明できること。炊事用コンロの正しい取扱いが説明できること。
8 2泊以上のキャンプに必要な個人携行品を身につけて点検を受けること。
野営管理章
1野営計画時において次の項目について点検し、点検報告書を作成する。
ア) キャンプ地の選定(水質検査を含む)
イ) 食料および燃料の手配
ウ) 便所とごみ捨ての衛生処理
エ) 班サイトの立地条件(炊事場・かまど配置条件を含む)
オ) 現地における緊急対策
2朝と夜の点検の重要性と心構えについて説明し、朝と夜の点検の各点検項目表を作成し、それを用いて実際のキャンプにおいて点検を行い、報告する。
3キャンプ中に起きるかもしれぬ突発事故(例えば急病、火災、盗難、虫害、風水害など)がおきた場合の処置について説明できること。
4次のキャンプ用具の格納、保管に当たり、行うべき処置を知ること。
ア) テント・フライシート
イ) グランドシート
ウ) ペグ
エ) 工具
オ) 炊具
カ) ロープ類
5水辺または水泳プログラムを有するキャンプの安全管理につき、特に注意する点を説明できること。
6キャンプにおいて朝礼、スカウツオウン・サービス、キャンプファイアを計画、実施し、それぞれの意義について説明する。
救急章
2隊の救急箱を整備し(未整備品、充足、不足物品のリストアップ含む)、そのチェックリストを提出する。
3県連盟、地区単位で設置される救護所の奉仕や隊活動、キャンプでの救護係を通算5日以上担当し、その報告書を提出する。
野営炊事章
1戸外で、あり合わせの材料を用いて、地面を掘らない方法で、3種以上のかまどを作ること。また、常設かまどの正しい利用方法と注意点を説明できること。
2ホワイトガソリン、灯油、ガスを使用するキャンピングストーブ(コンロ)と自然保護の関係について理解していること。また、1機種以上のキャンピングストーブを使用して炊事をした経験があり、取扱上の注意事項・特徴・手入れの方法が説明できること。
3マッチに防水加工を施し、携帯用の防水容器に入れて提出すること。
班の炊事係として、次の野外料理を作ること。
ア) 食用野草を含む野菜料理 2種以上
イ) 牛、豚、鶏などの肉料理 2種以上
ウ) 塩干魚および生魚の料理 2種以上
エ) 小麦粉を用いたダンパー、またはツイスト
4川などの自然水を使用するときの簡易ろ過装置を図解し作成する。また、ろ過後の水および生水の滅菌ができること。
5非常食(簡易食品を含む)5種をあげ、その扱いを知ること。
炊事用具の正しい使用と管理ができ、次の項目が実演できること。
ア) 包丁を用いて、料理に応じた野菜の切り方、魚の3枚おろし。
イ) 使用した炊事用具で食中毒を引き起こさないための衛生管理方法。
通信章
1 100m以上離れた2点で手旗の送受信ができる。
2号笛または旗を用いたモールス信号で10文字程度の文章の送受信ができる。
3追跡記号を10種以上覚える。
4 300m以上の距離に追跡記号を設置し班員を誘導する。
5救難信号の種類と使い方を説明する。
など。
隊長コメント
上進スカウトのウェルカムキャンプとしての性格が強いですが、コロナ禍によりキャンプ実践が少ない学年ですので、
無人島でのソロキャンプ形式はややハードルが高いと思います。十分に安全と衛生面に留意してください。
ジャンボリー課題、かまど作成、簡易ろ過器等の作成に何が必要なのか、事前に確認してください。
全員での調理は時間がないため、各自がかまどもしくはシングルバーナーなどで短時間で食事の準備することが求められます。
食材もそれぞれ工夫をしてみましょう(たぶん食用野草もあるでしょう)。
春なので暑くはないと予想されますが荒天時の準備はよろしくお願いします。
報告書を楽しみにしています。
松江第1団ベンチャー隊長 杉原 佐登司
2022/4/18