当ブログをご覧になっていらっしゃる方から、血圧に関して様々なご質問をいただいております。
今回のテーマは、
「3.血圧計の手首に巻くタイプと上腕に巻くタイプの違い。どちらが正確に測れるのでしょうか?」です。
宮廻医師に伺いました。
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3.血圧計の手首に巻くタイプと上腕に巻くタイプの違い。どちらが正確に測れるのでしょうか?
血圧計は上腕に巻くタイプのものが推奨されています。
手首のものは動脈の圧迫が困難である場合があり不正確になることが多いといわれています。
いずれのタイプにしても血圧を測るところを心臓の高さにすることが重要です。
松江生協病院 循環器科 宮廻
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とのことでした。
宮廻医師、ありがとうございます。
手首に巻くものの方が、場所も取らないですし持ち運びも簡単ですので、つい手首で測定するタイプを選んでしまいがちです。
しかし、上腕に巻くタイプのものの方が正確な数値が出せる傾向がある、ということですね。
コツは、やはり、「血圧を測るところを心臓の高さにする」ということのようです。
前回の看護師の姿勢を思い出してみましょう。
このように、同じ高さで測定しています。
リラックスして、血圧計を巻いたところと心臓の高さが同じようになるように測定することが重要です。
次回は「4.病院に来ると、いつもは低い血圧が高くなるけれども大丈夫でしょうか?」についてお伝えしてまいります。
ご期待ください。
記入者:医師事務作業補助者
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