春風がとても気持ちの良い日々となりました。いかがお過ごしでしょうか。

 

小学2年生になる女の子は、バイエルの上巻を順調に進めています。もう少しで、上巻が終わり、下巻に入るかと思います。右手と左手の異なる動きがある曲は、まだ難しいようで、片手はきちんと弾けるけれど、両手になると止まってしまうことも。ゆっくり速度を落として練習しだんだんスピードを上げることでできるようになっていきます。根気強く続けてくださいね。

 

ところで、
音楽之友社のバイエルの上巻には、「馬に乗って」というとても表情のある先生との連弾曲が載っています。このような、バイエル上巻の生徒さんが弾ける、
右手・ド-1、レ-2、ミ-3、ファ-4、ソ-5
左手・ド-5、レ-4、ミ-3、ファ-2、ソ-1
の音名と指の対応が固定された併用曲はないものか、探しているのですが、なかなか見つからず、現在、制作しているところです。完成したら、みなさんにも発表できるかと思います。

主婦の方は、大人のためのピアノ悠々塾というテキストの入門編・基礎編を経て、現在、初級編に取り組んでおります。トルコ行進曲あたりから曲が長くなってきて、譜読みに少し苦労すると思いますが、がんばっていきましょう!今は、サティのジムノベティを弾いています。指がある程度動くようになったので、悠々塾を続けながらそろそろテクニックの練習に入っても良いかなと思っています。

小学5年生になる男の子は、作曲・聴音・コードのお勉強をしています。聴音は大分慣れてきて、3和音も正確に聴き取れるようになってきました。メロディー聴音も、音符を書くことに慣れ、小節内の音符の位置配分がうまくできています。さらに、細かい音符や複雑なリズムの聴き取りを進めていきましょう。作曲の方は、現在、ピアノのための短い曲を作っています。たくさん作ってどんどん良い曲を完成させていきましょう。

和声を学ばれている大学生は、現在、第1転回形が終わり、第2転回形に進みました。並達5度と連続が、ところどころ出来ていることを心配しておりますが、解いているうちに、ご自分で発見できるようになります。コツコツ続けましょう。たくさん間違えて添削を受けることも和声の学習をとらえてください!

また、音楽大学の大学院にこの春から在学される方が、レッスンにみえました。和声と初見を学ばれたいとのことです。見させていただいたところ、初見もよくお出来になりますし、和声は第3巻の2章まで進んでいるとのこと。これらの学習を引き続き進めていこうと方針を決めておりました。
その後、連絡をいただき、それらの科目は大学院の授業で受講できるかもしれないとのこと。こちらの教室に通う必要はなくなりますが、大学院で学ぶことができて良かったと思います。授業になかったり、満足できないことなど、こちらでできることがあればお手伝いさせていただきます。


さらに、教室にあるパソコン・デスクが整理整頓されたり、待合室として使っている部屋のテーブル、棚を移動させたことで、少し広くなりました。お母様に心地よくお子さんのレッスンを待ってい
ただきたいです。また、新しい補助ペダルの検討をしています。補助ペダルはいろんな種類があります。回転ハンドルを回して高低を変えるスタンダードなものと、8段階ですぐに変えられるものがありますが、いろんな生徒さんが毎回使うことを考えて、すぐに変えられるものを選ぼうと思います。

風軽やかな季節、お健やかに過ごされますよう心からお祈り申し上げます。