余寒も和らぎ、外出が嬉しい季節となりました。いかがお過ごしでしょうか。

 

さて、当教室には、生徒さんが毎回元気よく通っておられます。

みなさん、少しずつ、確実に進歩されております

 

小学生の女の子は、バイエル上巻の後半に入っています。

ここまでくると、練習曲は右手と左手の動きが完全に分離しており、

それがかなり続いていますが、根気強く続けられています。

曲集の併用も考えています。

 

大人の社会人の方は、ピアノを弾く時に、過度に力が入ってしまうという

課題を抱えています。克服するために、打鍵した指でしっかり、

腕全体の重みを支えながら、他の指、手首、肩、腕の力を抜くという

トレーニングを続けています。すぐには効果は出ませんが、

気づいたらできるようになっていた、というふうになると思います。

コツコツと練習していきましょう。

 

和声を学ばれている社会人の方は、この前、第2巻が終わりました。

ソプラノ課題の和音設定が、近親転調も含んでいるせいか、

まだ慣れていないところもありましたが、禁則ができているようなところはなく、

とても合理的に実施されております。

第3巻に進む前に、バス課題、ソプラノ課題をご自分で作ってもらうという宿題を

出させていただきました。どちらも近親転調を含みます。

どんな課題ができるのか、楽しみです。

 

新しい生徒さんも加わりました。

 

声楽を大学で専攻され、3月に卒業された方が、

ピアノと和声を学ぶために通われることになりました。

 

また大学で作曲を専攻していた方が、和声をはじめとした

音楽理論を、通信教育で学ぼうとされています。

大学では第2巻まで進んでいるということですので、

課題を拝見させていただいてから、第3巻からはじめるか検討したいと思います。

 

こんな方もおられました。

 

音楽大学受験のためのソルフェージュを受講されたい、

とのお申し込みをいただき、日時を決めている間に、

すでに受けている大学の合格発表があり、

見事に合格された、とのこと。

こんなこともあるのですね。おめでとうございます!

 

ところで、教室に新しい椅子が届きました。

これまでの四角く平らな椅子では、高さを変えるのに、

ハンドルを回さなければなりませんでした。

今回届いたのはスタンダードな椅子ですが、

生徒さんが変わるたびに時間をかけて高さを変える

必要がなくなりました!

腕の高さや姿勢を、より細かく説明することもできるようになります。

また、お月謝袋が新しくなった生徒さんもおられます。

一年、同じ袋を使うと、紙製なので、くたびれてしまいます。

新しいお月謝袋でまた一年、頑張って欲しいと思います。

というわけで、生徒さんの成長、新しい生徒さんのご様子、

教室の変化などを、お伝えさせていただきました。

 

実り多い新生活となるよう心よりお祈りいたします。