先週の水曜日に、毎週通ってきてくれている
社会人の方の、新曲視唱・ピアノ初見のレッスンがありました。
今回は、新曲視唱のレッスンをご紹介します。
現在、コードネーム付新曲視唱を進めています。
進め方に工夫をしており、最初の方は簡単なため、
第2課の途中で、最後の課に飛んでいます。
増音程、転調、跳躍など、いろんな課題が出てきて、
やりがいがあり、試験問題が少し簡単に思えるようになります。
そこから、一つずつ課を戻っていく予定です。
今の課題は、まずコードをすぐに正確に弾くことです。
このテキストは和声感を培うためにコードが載っているところが特徴です。
メロディーの背景にある和音を頭に鳴らす練習をすることができます。
すぐコードが弾けるようにするには、
何度も練習するのが一番です。
まずは、コードの音の構成を覚えて、
(メジャーは長3和音、あるいは根音から長3度と、完全5度など)
ゆっくり鳴らすことからはじめて、
指が覚えたら、早くしていきます。
これを続けていくと、どんなコードでもすぐに反応することができるようになります。
次の課題は、正しく2度をとることです。
2度は、長2度、短2度がありますが、
音階を構成する基本的な音程です。
和音・コードが鳴っていると、非和声音になるため、
おろそかになりがちなのですが、
大切な音程です。
きれいに2度が歌えると、うっとりするほど、
美しいメロディーが浮かんできます。
このようなことを中心に、レッスンをしました。
そろそろ、再び過去問題をはじめていきますので、
和声感、音程をしっかりお家で練習しましょう!