Xデー | 松田一輝オフィシャルブログ「colorist」 Powered by Ameba

Xデー

映画館でバイトしていた頃、作品が終わり、場内清掃に入る。


大きなスクリーンに自分が映っている日を何度も想像した。



その日はクローズZEROで経験した。
なんとも言えない嬉しさがあった。



芝居を上達させたい


作品を残したい


東京に来てからのありがたい人脈は何のためにあるのか


何のために東京に来たのか


このタイミングで出会った同い年の男に言われた一言


『未来は自分でこじあけろ!』


いろんなタイミングが自分の中で重なり生まれた
映画制作プロジェクト

CineーColorista



映画の作り方なんて知らない


まず何から始めればいいんだっけ?



無知から始まった映画制作


勢いだけで、人に言いまくった



叶うという字は、
口に十と書く


ひたすら自分の想いを言いまくった日々


ありがたい協力者がどんどん集まってくれて

『パプリカと傘』に関しては、100人以上が関わってくれた


制作途中、本気でキレた。
悔し涙も嬉し涙も流した。



6月8日
関係者試写会



映画を愛し仕事されてる方々に、
自分の3年間の5本を見てもらう日



夢に描いたこの日が、
現実として訪れる。



あきらめなくてよかった



人に観てもらってこその映画






必ずみんなのもとにも届けたい。必ず。




さぁ、描いた未来が現実になる瞬間、
深く味わってきます。




と、ここまでが開場前に書いてた文章。バタバタでアップ出来ず、、、




試写会を終えて。



来て頂いた方々には、言葉に出来ないほどの感謝です。



嬉しかった。
観てもらえたことは本当に。



ただ、皆さんシビアな目を持たれている方々



嬉しい意見も厳しい意見ももらった。
ありがたい。


でも、なんだろ。



達成感が全くない。


なんかぐちゃぐちゃしてんだ胸ん中で。



もう先を見てたのか。


レベルアップできる余白があることを既にわかっているからか。




自分に対して悔しさが残った。


また進もう。




ただ、、、あの日の時間は一生忘れない。


やるか、やらないか。
やれるか、やれないか。


人に恵まれている。



だから、迎えられた。
心底、ありがとうの日でした。
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