何が駄目かは言わないよ | 松田一輝オフィシャルブログ「colorist」 Powered by Ameba

何が駄目かは言わないよ

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「何がダメだったんですか?」



何年も前のこと、
愛知にいながらネットで情報を得ては、オーディションを受けてた。




書類が通過すれば、面接、演技審査と進む。

二次審査は東京に行くこともあった。




その時は、日韓共同合作映画の日本人のポジションを受け、一次を通過し、初めて一人で六本木に行った。


その時はあっさり落ちたけど、何故落ちたか自分でも全く分からなかったから、その映画監督の制作会社を調べ監督宛てにメールした。


「何故落ちたんでしょうか?何が駄目だったのですか?」
(今考えたら、よくこんなメールをしたもんだなと思いますf^_^;)



しかし、2日後に2ページの長文でメールを返してくれたんです。
今でもプリントアウトしたメッセージを持ってます。。。




「例えば片思いをしている子がいて、告白して振られた。

何故?なんて聞けないけど、聞いたとする。
そしたら笑い方が変だからと言われたとする。

それから、その子はずっと笑い方を気にして生きていくだろう。
しかも更にぎごちなくなるに違いない。


何故だめか。
どこが駄目か。

そんなこと言えないし、その前に自分がもっと成長すればいいこと。
相手を振り向かせるように。


だから恋愛は人を成長させる。
オーディションも同じことです。」みたいな。


当時の僕にはかなりの衝撃だった。
今ならその意味がリアルに解る。


その監督と東京で再会した。

なんか出会いとか、人と人って、こんな運命的なものかなとさえ思う。




『世間は狭い』とよく言う。




それは、そうなのかもしれないけど、
そんな言葉で片付けれるほど薄くない。



出会うべき人は、また必然的出会うし、再会する。
そして一緒にいる。
出会わない人とは、出会わない。

現世で今の自分の周りにいる人は、先祖たちが一度出会ってるらしいよ。



人に恵まれているな
と毎日感じる。
奇跡が多すぎる。


俺にとっては、宝くじで3億円当たるとか、そんな確率の奇跡なんかより貴重な奇跡。


奇跡×奇跡=当たり前に起こっていることすべて




これを読んでくれているみんなとも、僕とあなたの間に奇跡が起こっているんだよ。


ありがと。

   



昨日はね、グスーヨン監督と出会ったよ。
「今度、飲みに行きましょ、赤外線で番号交換しましょ」って、図々しさは昔とあんまり変わってないか(笑)




今日から、自主制作映画プロジェクトも再発進で、ございやす~



チェイ(@ @" )Y