悪い夢 | 『マイペース炸裂日記 1冊目』

10月26日早朝

悪夢を見て早朝に何度も目が覚めた

登場人物はたったの六人

松田家

父方の祖父
(生前一緒に暮らしていた、)
と、松田家の屋敷のお手伝いさん
(もう70、80近い男 実在には存在しない)


ボロボロの車でガタガタの道を
壊れた自動車で父が運転している。
今にも止まりそうだ。
搭乗しているのは兄と私。

父が言う「700のガソリンがあれば、まだ走ることが出来る!」

慌ててついた先は松田家の屋敷で、

気づくと父がいない。

私の視界には屋敷の庭と玄関と
兄と母がいる。

そして大声でこんな話をしている。


「親父が部屋の右端に遺体を埋めたから、今からそれを私たちが隠さなければならない」

兄と母が大慌てで屋敷に吸い込まれていく。


こんな話を聞かれてはならないと、

向かいの家に目を配り 人がいないのを
確認すると私は玄関を閉めて
兄と母を追いかけていく。



大きな屋敷の遺体が埋まっている
とゆう部屋まで走っている廊下の途中、
中央には大きな仏壇の
ような祭壇があって、

死んだばかりの祖父が横たわっている。

屋敷のお手伝いの初老の男が
死んだ祖父の頭を撫でながらこんなことを言う

「旦那様、もうこんなに、お髪(ぐし)がお痩せになって」

待ってお手伝いさん、
祖父はもう死んでる!
それは遺体だ!

と頭の中で心が叫ぶと

お手伝いさんが
撫でた祖父の頭はボロボロと溶けて
白菜のようになったかと思うと
人間の頭位の白いタオルに変わっていた。

お手伝いの男が一生懸命優しく
撫でていたのは白いタオルだったのだ。


こんなところで目が覚めて、
ついには眠れなくなった。


起きて熱いシャワーでゆっくり
髪を洗い、すっきりさせて
その日は仕事に行き、そして終えた。


普通の一日だった


以上、

昨日見た 江戸川乱歩もびっくりな
悪夢でした



今、
 
文章にしてみたら
ぶり返すような怖さにちょっと
身震いするのでした。



本日は晴天なり。