こんなツイートを見た。
すけ㌠@wota_suke
去年の東京03のコントで、アイドルオタクに扮した飯塚さんが「いい年してそういうのに夢中になるのって、恥ずかしくない?」って言われた後に返した、「そういう自分の知ってる世界の外側にあるもの認めない感じ、やめたほうが良いよ。てめえの生… https://t.co/pJuku0ECDX
2018年05月11日 00:30
自分の知っている世界の外側にあるものを否定し、
ときに「気持ち悪い」などと排斥する。
その裏にある欲求はきっと
「その人の現在地の肯定」
なんだろう。
そういう人にはなってほしくないな
と大学生や受験生を前に、
いつも強く思う。
受験生を教えていても
考えることを放棄して、
「わかりにくい」とすぐに結論を出し、
自分の理解の外側を認めない人がいる。
そこにあるのは
「現在地の肯定」だろう。
原理を曲げてでも、嘘をついてでも、
全く無関係で卑近でひょうきんな例をつかって
甘く、丸く、飲み込みやすく
教えてくれる人や授業や本が好き。
だって、現在地を肯定してくれるから。
なんのために学ぶのか。
自分の理解の境界線を拡大するためではないのか。
ならば、まず外側の存在を認めることから、
自分の成長が始まるのではないか。
「わかる」「わからない」の
その境界線上にのみ
成長の大きな手がかりが落ちている。
それをきちんと拾いに行くかどうか、
そこで、人間の生き方は大きく変わってくると思う。