こんばんは



中止と決まってから。
台本何度か読んだ。

ああ、やっぱやりたかったな。

色々言葉を探してみたけどつまるところは
これでした。
ありきたりな言葉だけど
置き換えると、シンプル。
これもまた季節なのかとざわつく心をなだめてます。

正直最後まで、結末もどう芝居するのか
自分達も分かってないんです。
それくらい道半ばだったから。
ただ確信めいてたのは
ご来場頂く皆様に、そして演じる自分達に
刺さるものがある作品だったこと。
おそらく間違いないかと思います。

願わくば、時が少し違えどやりたい。
でも大きく違うと難しいかなと。
鮮度が非常に大切な作品な気がします。

アンドレの皆さんが越えてきた季節を
稽古期間で染み入るように感じてきて
勿論全ては分からないと思いますが
軽々しくは言えないことを理解した上で
背負うつもりでいました。
ゲストの皆さんと共に
全員で、その先頭はきります自分がと思ってました。

凄いんだよ。
この場所は、この季節は。

やっぱり自分の知る言葉では気持ちに追いつかない。
こうゆう度に賢くないんだなあと痛感します。

ヒーローじゃなく
ダークヒーローの溜まり場のようなこの場所
かっこ良いよね。
ここには、この季節には
また来るだろうと思います。
やはり俺はやりたい。
全員そうです。
今作観劇して頂く予定だった皆様
改めて申し訳ありませんでした。
我々も断腸の思いです。
でもこの季節は消えないと思うので
良ければその来たる時は、
また共に旅に出て頂けたら嬉しいです。

シンプルだ。全て。
やりたかった。やりたい。
じゃ、またやろう。


その時まで、台本は引き出しにしまっておこう。


^^



Ryo...