こんばんは



瞑るおおかみ黒き鴨。
全公演終了
ご来場頂きました皆々様、改めまして
誠にありがとうございました。


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この作品に学んだことは一生忘れないと思う。

西田さんが稽古最終日に俺らにぶつけた言葉。

志高く。

その言葉が俺達をもののふにしてくれたんだと俺は思っています。
そして西田さんが大千秋楽に来てくれた皆さんが一生忘れない瞬間を観せてこい。
と直接言いにきてくれました。


結果、一生残るもんが心に残ったのは
自分でした。
思い返せば板の上でも普段でもこの座組でいれた瞬間瞬間をすごく大切に思っていた。

凄い感化される役者ばかりだった。
芝居、殺陣、細部までこだわりを持ち個々の魅力を爆発させ、喰い合う。
負けたくねえ。と思う毎日だった。
尊敬し、良い意味で戦ってたのかもしれません。
その痺れるような舞台上の感覚が好きで堪らなかった。
だからこその絶対的な安心感があって。
何より芝居、楽しかったなー。


中村半次郎
粋な男や。
この人に頭ん中を飲み込まれるくらい
想うことはある。
でも俺は最後まで半次郎でいたい。
だから、 
語るべき言葉はねえ。
東京、大阪、北九州
高く、高く飛べたんだ。
粋な男は最後まで粋なんだよ。


夢も、句も、命も
この男に託す。

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斎藤一
青木玄徳。
座長。
申し分ない、最高に男です。
眼差しも背中も。
ツネくんがめっちゃ好きやとキャスト同士でいつも語り合った。
何よりツネくんと芝居すんの、楽しかった。
こんなに思えたの初めてかも。
また必ず。



生きる為に、笑ってみろ。
土方の台詞。
一番胸に刺さった。
世の中、どうしようもないことも耐えれない理不尽だって数え切れない程ある。
でも生きなきゃいけない。
そんな今も流れてく時間も世の中も

そんな日々も
誰かが強く生きたいと願った人達の明日で
白き虎達やもののふ達、時代を作ってきた人達が生きたかった明日なはず。

そんな命の礎の上に成り立っている今なはずだと思う。
だからこそ笑う強さ。笑顔という強さ。
今を生きてる自分達は
笑って強く生きていかなきゃならないんだと。


狼と鴨が教えてくれた。
鬼や狂犬、白き虎や白き鶴
強きもののふ達が教えてくれた。


いつかマホロバに辿り着き
この命尽きるまで、
たとえ何があろうと
俺は笑い続けたいと思います^^


まだこの作品やみんなについて話たいこともありますがまた後日にふと書きます。


そして9月24日は
西郷隆盛
中村半次郎
別府晋介
村田新八

彼らの命日でした。
薩摩隼人達に乾杯を。
そして感謝。

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貴方達が作ってくれた時代を
強く役者として生きていきます。
この想い、天まで届きますように。



黙祷。




中村半次郎
松田凌