こんばんは。



ついに昨日
千秋楽を迎え


一日が過ぎようとしています。



なんだろう
この気持ち。


「薄桜鬼」


という儚く、強く、美しい。
この壮大な世界。



本当に沢山の人に愛されている作品です。


だからこそ責任、重みは
今まで経験したことないほど
感じていました。



でもだからこそ
その責任をしっかり背負い
この作品に真摯に誠実に
そしてひたむきに
向き合って行きたいと常々思っていました。


それは
僕達も薄桜鬼という世界を

心から…心から!

愛しているからです。




昨日の千秋楽での
カーテンコール


舞台上では泣かないと決めていました。


でも
自然と涙は流れてしまいました。



目の前に広がる景色は
沢山のお客様の笑顔と拍手
横には共に走ってきた仲間
そして
いつも背中を見て学び憧れていた
人達からの言葉



まるで夢のような光景で。


涙を止めることが出来ませんでした。



僕達が
誠の旗を掲げて
目指した光はこれだったんだって。


僕達の近藤局長
毛利さんの
演出、脚本、作詞。
佐橋さんの素晴らしく壮大な楽曲。

30-DELUXさんの強く圧倒的な殺陣
Jさんによる力強く疾走感溢れるダンス

巧妙で魅力溢れる舞台セット
原作を限界まで忠実に再現して下さった衣装、ヘアメイク。


全ての想いをのせて
毛利さんの夢。
僕達の夢

「ミュージカル薄桜鬼」


僕達は千秋楽最後の最後の一瞬まで。
舞台上で

生きて…生きて。


生き抜きました!



本当に多くの方々に支えられて
生まれた作品です。
言葉にならないほどの感謝が募ります。



日本の桜の如く
強く、美しく、大きく
咲き誇る。

世界初、日本が誇る
和物ミュージカル


として輝くようこれからも
精進していきたいと思います。


今年も
桜の季節は終わりましたが
舞い散るにはまだ早い。


これが終わりではなく
始まりだと信じて。



これからも歩いていきたいと思います。

photo:02






最後に
ミュージカル薄桜鬼 斎藤一篇


ご来場頂きました皆様。
遠くから舞台の成功を願い応援して頂きました皆様。


誠に!


ありがとうございました!




photo:01





明日は
役柄と一人一人への
想いを書かせて頂きたいと思います。



ではまた明日。





斎藤一
松田凌