このところ「みどりの窓口」の縮小や、従来の磁気(紙)乗車券を廃止しQRコード化にする方針など、交通機関の「きっぷ」が話題になる事が多くなりました。
なので、今回は「きっぷ」の内容です。
◯平成9(1997)年2月
手足の指勘定でも数えられない程の前の年代になってしまいました。
実家のマイルームを漁って居ると ひとつの旅の乗車券類を発見!!
当時の私は学生生活に終止符を打った年。
卒業を間近に、長めの冬休み。就職をしてからは長旅も出来ないと思い、旅に出ました。
北海道の1週間旅の思い出です。
周遊券は使わずに「北海道フリーきっぷ」を使用。
当時は特急指定席の交付枚数に制限は無く、まさに「神きっぷ」の時代。
道内までの往復の乗車券が見当たらないので「スカイメイト」の割引を使って空路で道内入りした様です。
函館IN~OUT。
道内の旅のスタートは最速達便であった、キハ281系「スーパー北斗19号」。
函館を出ると東室蘭まで無停車。強引なのか札幌まで3時間を切るダイヤ。
〆はフリーきっぷの有効ギリギリの札幌23:30に発車をする「ミッドナイト」で旅の最後を過ごした様子です。
この緑の2枚の指定券。席番指定の有無に差異がある。
そう。席番指定の無い「ミッドナイト」の一部は船舶の2等船室の様な雑魚寝の出来るカーペット(座敷)席。なので席番は存在しません。
函館到着はフリーきっぷの有効を越えた24日着。本来であれば不正乗車な気もしますが、きっぷの効力は…
「日付を超えて最初に停車をする駅まで有効」という制度がある(もしくは券面終着駅まで)。
当時(繁忙期以外)は札幌(新札幌)~函館は無停車。※乗務員交代のみの停車はありました
その制度を活用をして8日目の函館に辿り着きました。
丁度「みどりの窓口」の発券機。『マルス端末』の切り替えであった頃。
駅によって、用紙や様式もバラつきがありました(用紙の磁気化と縮小化は自動改札の普及もあるのでしょう)
最上部の「L型」と呼ばれる指定券。インクリボンを使っているのか、発券直後は少し暖かく、独特な匂いを感じた記憶です。
バブル崩壊と語られた時代ではありますが、ひと世代前のバブル期に開発をされた
リゾート特急が、ガンガン運行されていた当時。
リゾート特急を含めて乗り放題のフリーきっぷなので、時間の合間を見て乗って居ました。
「短距離の無料利用で申し訳ないのですが…」と、声を添えて指定券の交付を受けると
何も言わずに、割と良い席番で発券をしてくださった記憶です。
当時の写真も何処かに眠って居るはずですが、当時はデジカメでは無くフィルムカメラ時代。
ネガか写真を探してみたいと思います。
今回は思い出話ブログの閲覧をいただきありがとうございました。
気持ちは若く、6月も頑張りましょう☆
~余談~
本日6月2日は、横浜開港記念日。
今年もシウマイ弁当は記念の掛け紙に。
交通機関の乗車媒体(乗車券類)は変わりつつありますが、
横浜の変わらぬ美味しさを☆ごちそうさまでした。
横浜開港165年☆
シウマイ弁当70年☆
おめでとうございます!!
↓どのくらいの人が知っているのだろう?