まつ子が行く「ほぼタダ乗りツアーズ・津軽路編(第1日目)」 | まつ子の気まぐれ旅日記

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家にはじっとして居られず、時間があれば旅に出ています
こんな私ですが宜しくお願い致します

*以前はグリーとyahooのサイトにて簡易ブログを記しておりました。
許容量オーバーとブログサイト閉鎖の為、こちらでお世話になります。

キャッシュレス決済を推奨する現代。

私もカード決済ばかりで、請求額の他に利用額ごとに貯まるポイント数の多さにも驚くことがあります。

手元のカードはJR系列のものなので、今までは貯まったポイントをSuicaのチャージ金額に引き換えていました。

しかし、それだと1ポイント=1円換算。

もっと利率の良い引き換えは何か無いかと調べてみると新幹線の乗車券類とも交換できるらしい。

 

しかも…

この6月の前半は、通常のポイントの半分で利用できるらしい。

これは「今でしょ!!」とばかりに利用しなくては☆

(因みに前回の信州旅の復路もポイント利用で乗車していました)

 

そして…

いつも利用しているホテル。

店舗ごとの限定割引があったり、開業記念で割引であったりと此方もポイントを使わずに貯めこんでいました。

今回、利用する店舗には割引プランは無さそうなので、此方もポイント利用で宿泊しようという思案です。

 

と、いうことで。

前置きが長くなりましたが旅日記のスタートです。

 

〇6月9日

真っ先に梅雨入りとなった関東地方。

未明まで降った雨もあがりはじめたので、早朝の東北新幹線「はやぶさ」号に乗車。

新横浜駅から西への旅だと「シウマイ弁当」なのですが、

今回は東京駅からですので「そば屋の天むす」を購入して北を目指すとします。

 

青函トンネル間近の「奥津軽いまべつ」駅で下車。

まだ、青森県内の駅ではありますがJR北海道の駅。

そして一日の乗車人員が平均26人(2019年)と日本一過疎な新幹線駅と揶揄されています。

 

路線バスを乗り継ぎ、龍飛崎近くにある「青函トンネル記念館」に到着。

ここは、斜坑と呼ばれるトンネル作業員達の入口であった場所。

建設に携わった家族たちの家屋や建設事務所があったと思われる場所は記念館の駐車場となっています。

 

館内には資料展示のほかに、トンネル工事にも使われた斜坑ケーブルカーで

海面下135mにある「定点(旧竜飛海底駅)」まで行くことが出来ます。

 

北海道新幹線開業前までは定点には鉄道を利用した見学コースも組まれていましたが

今では、この斜坑ケーブルカーを利用して定点に来るしかありません。

建設当時の機材などの展示品の他に鉄道線路のある本坑と並行して掘られた「先進導抗」や「作業抗」の一部も見ることが出来ます。

北海道側の吉岡定点まで23キロは海底トンネルとなる区間。

トンネルの点検整備で電気自動車が使われることもありますが、日常の点検巡回などは自転車でも回っている様です。

↓鉄道で定点見学が出来た当時の様子です。

旅のきっぷたち~6号車~ | まつだ まつ子のブログ (ameblo.jp)

 

 

 

20分程歩いて「龍飛崎」へ。

風の岬とも呼ばれますが、この日は初夏の青空広がる穏やかな天候。

石川さゆりさんの名曲の歌詞にもありますが「風の音が胸をゆする 泣けとばかりに…」

かつて住み家を置いていた、トンネル作業員達も冬場の荒天には苦労があった様です。

今では、漁村中心の龍飛集落が形成されています。

 

龍飛に訪れる目的のひとつとして「339」のおにぎり看板を見に来る方も多いのではないでしょうか?

諸説ある様ですが、国道建設の計画では津軽半島を周遊できる道路を龍飛崎で結ぼうとしていた。

しかし、断崖絶壁である岬の突端。道路建設は断念。

建設計画に携わった役人のメンツであったのかはわかりませんが、2本の道路をつづら折りの階段で結び

国道339号線は「階段国道」として開通達成となったとのことです。

最近では潮風による腐食の為、国道表記のおにぎり看板が撤去されたと話題になって居ましたが、数日前に補強と再設置が完了。

設置されて間もないらしく、足場の補強がされていました。

 

龍飛の名物?といえばもう一つ??。

岬の石碑前で土産物を売る「たっぴの母さん」。

いつも元気に観光客を迎えてくれる龍飛の名物お母さんです。

私が20代の頃に龍飛を訪れた時にも見掛けた記憶。そんな私も40半ば…

たっぴの母さんはお幾つなのだろう…今回も元気に見送られ岬を後にします。

 

津軽半島最北の駅「三厩(みんまや)駅」から津軽線に乗り、青森市内へ戻ります。

 

晩餐は青森駅前にある「おさない食堂」さんへ。

500円から焼き魚の定食があったりと地元の方から観光客まで利用する人気店のひとつです。

懐かしさを感じる佇まいの駅前食堂。吉田類さんか松重豊さんも食事をしていそうな雰囲気ですね。

 

今回は吉田類さんになりきった気分で、先ずは「かすべ(えい)」の煮付けと冷酒を一杯。

そして松重豊さんにもなりきった気分で「ほたてフライ」をいただきます。

こちらも20代の頃からお世話になっていますので四半世紀のお付き合い。

今夜も美味しくごちそうさまでした。

 

初日の旅の行程はここまで。

駅前にある定宿に今夜はコインではなく、貯まったポイントを投与しチェックイン。

翌日は丸一日、青森県内を巡る行程です。

まつ子が行く「ほぼタダ乗りツアーズ・津軽路編(第2日目)」 | まつだ まつ子のブログ (ameblo.jp)

 

 

今回も旅日記の閲覧をいただきありがとうございました。