過去の旅の使用済みきっぷ類の中から
「出札補充券」とよばれる手書きのきっぷ類がありましたので紹介をさせていただきます。
国鉄時代、みどりの窓口など機械化されていない時代は売れ筋の乗車券類は
予め区間や運賃を印刷された券種(常備券)を販売し、それ以外の区間は駅名や運賃が空欄の券に
それぞれを手書きで発券することもありました。
現在でも、複雑な経路で機械発券出来ない場合は稀に見かけることはある様です。
手元には「西千葉→久住」の補充乗車券。
当時は実家住まいで西千葉駅が職場の最寄り。実家の最寄りと同運賃の久住駅まで購入していた様子です。
仕事上がりに千葉駅周辺で一杯呑んでから、東京駅から「ムーンライトながら」で西に向かう行程。
早朝の名古屋に着いた後は中央西線を北上。
定光寺駅前の庄内川で小休止を取った様です。
(しなの号の送り込み運用の「ホームライナー」が写っています)
午後は中山道の宿場町「奈良井」を散策。
民家の軒先には赤いマイクロカー(ミニカー)が停まっていて自動車教習所などの教本では
見たことがあっても実物を見たことは初めて。
しかも現役で動く姿に感激をした記憶です。
翌朝は大糸線に乗り糸魚川へ。
食パンを食べ…。
いや、北陸本線419系電車に乗り。
今では廃止となった「はくたか」や「北越」などの車両を撮影。
宿泊したお宿で深酒をしてまい、当日は寝坊。本数の少ない大糸線にも乗車したので
糸魚川に着いたのは午後になってしまい、親不知駅近くで手短な撮りテツタイムでした。
帰路は頸城トンネル内にある筒石駅で途中下車。
当時は赤い「青春18きっぷ」を取り扱う駅で有名でもあり(私も何度か購入経験あり)
この駅で帰路の特急券を手配しました。
こちらも料金補充券とよばれる手書きのきっぷ。
当時、運行されていた北越急行経由の「はくたか」の特急券と
今では、廃車も近いとされる2階建て新幹線「Maxたにがわ」の特急券。
かなり鉄分の濃い旅行だった様です。
この旅はかなり鉄分の濃い一筆書き乗車券の行程だった様です。
手書きの出札補充券は何度か使用した記憶です。
そのうちに探してみようかな??