「酸蝕症は現代病」。それは、なぜですか? | 神戸矯正審美歯科の歯科衛生士’Sの日記

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  私たちの歯を取り巻く酸の環境はここ数十年で、様変わりしました。

季節ものだった柑橘類が、一年中手に入るようになり、食卓では、主菜にレモンや、ポン酢をかけてデザートにオレンジや、グレープフルーツ が並びます。

 

 お酒も果汁たっぷりのチューハイ、ワインが大人気です。

一方でおやつは、コーラ飲料や、柑橘ジュースがどこでも手に入ります。

グミや、梅菓子もとても酸っぱく、私たちの歯が強い酸と出会う機会は、うなぎのぼりです。

 

  もう一つ注目する点は、健康志向。  柑橘系果物を毎日欠かさず食べ、飲酢する方が増えました。  意識の高い方程、熱心に続けるため酸蝕症のリスクが増大します。  酸蝕症を防ぐために必要なのは現代人が、陥りやすい「酸性飲食物の過剰摂取」に、まずは気づいて止めることです。

 子どもの酸蝕歯のこんなケースは要注意

  • コマーシャルで、有名な栄養ドリンクを毎日飲んでいた。
  • クラブの熱中症予防にスポーツ飲料
  • 干し梅にはまって毎日食べてた。

 酸で軟化した歯は、摩耗・咬耗しやすいのです。

  • 酢を飲んだ直後に、ごしごし磨きをすると歯の表面には、無数の摩耗痕がついています。
  • 酸蝕症が疑われる時の歯磨きは、30~40分間をあけて磨いてね
  • 美容の為に柑橘類を毎日3か月程食べ続け、元々歯ぎしりの癖があったところへ急激に咬耗して強い痛みが出てしまう。
 酸の摂取は唾液が、守ってくれる程度に抑えて、身体だけでなく、歯の健康にも気を配ってお過ごし下さい。
この特集を読んで、思い当たる習慣があったり心配な方はこの機会に、歯科医院で歯の健康と生活習慣を、チェックしてもらってくださいね。
以上、神戸市兵庫区の松田歯科医院からのお知らせでした。