こんにちは
マーケティング理論第二弾として事業戦略を判断する4つのマトリックス
SWOT分析
について紹介したいと思います。
企業(あるいは事業)の戦略を判断するときに、強みと弱みを横軸に取り
機会(弱み)と驚異(強み)を縦軸に取って戦略を検討します。
勝者は自社の強みをライバルの弱みにぶつけていきます
敗者は自社の弱みとライバルの強みに怯える
ここから得られる戦略は
1 集中戦略
2 競争戦略
3 差別化戦略
4 撤退戦略
になります。
これが4つのマトリックスです。
そしてこの事業戦略の根底にある原則が3つあります。
1 敵を知り己を知れば、百戦して危うからず
2 敵を知らずして己を知れば、一度は勝ち、一度は負ける
3 敵を知らず己を知らざれば、戦うたびに必ず危うし
自社を冷静に分析し、敵(競合他社)の強み、弱みを把握して戦略を立てなければならないと言うことです。
前にランチェスター戦略の紹介をした時に、企業はほとんどが弱者になるという話をしました。
弱者が取らなければならない戦略は、
集中戦略と差別化戦略です。
「選択と集中」
限りある経営資源(人材、資金など)を
あちこちに分散するのでは無く、事業を決めてそこに集中して投資する
「オンリーワン」
「他社には無い差別化」
一度自社のSWOT分析をやって見ると
また違った側面が、見えてくるのではないでしょうか。