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思いつ記

介護福祉士として特別養護老人ホームに5年間勤務した後、看護学校へ入学。
看護師をしていましたが、両親の病気により介護離職。
介護をしながら田舎暮らし中。
趣味は旅とカメラと手芸。
特に世界遺産を巡るのが好きです。

こんなに玄関のチャイムが鳴ることあります⁉︎


しょっちゅう、ご近所さんが畑で収穫した野菜や果物を持って来て下さいます。


野菜や果物を持ってきて下さる時、体調はどうなの?と玄関で10分ほどの立ち話になります。

ご近所の方達と話をする事で、気分転換になっているように思います。



村の田んぼで収穫したお米は、村人価格で販売してもらえます。

そのお値段、なんと玄米30kgが8000円。

令和の米騒動などどこ吹く風ですびっくり


大体の家庭には精米機があり、我が家も毎食精米してから炊いています🍚


母の友人の娘さんが専業農家をしており、この夏は桃や巨峰を頂きました。

とんでもなく美味しい😋


他にもナス、ピーマン、トマト、ゴーヤはよく頂いています。


父が闘病中のため畑をお休みしている我が家ですが、勝手に生えてくるフキノトウ(冬)、勝手に実がなる梅(春)、イチジク、ザクロ(夏)、柿(秋)でお礼をしています。


梅は漬物の上手な方がいて、漬物になって我が家に戻ってきます。嬉しい😃


特に、梅と柿は期待して頂いています笑


渋柿なので干し柿にしてからご近所へ配ります。

もう少ししたら、柿の収穫です。

老木で、気まぐれに実をつけるのですが、数年に1回豊作になります。

どうやら今年は豊作な予感。

100個どころの騒ぎではありません不安

私が収穫して干し柿にする未来が迫っています。



田舎は地域の行事もたくさんあります。


村の用水路の整備


里山の山道の整備


猪、鹿、熊の対策


村のお寺のお祭り


村の神社のお祭り



私が小さい頃、お葬式は自宅でやっていました。

葬儀で忙しい家族の手助けを、隣組がやります。

隣組は自治体で決められており、葬儀に来てくださった方へのお食事やお茶の準備、送迎などをやります。昔は葬祭センターがなかったので、冠婚葬祭は全て自宅でやっていました。

結婚式用の食器、お葬式用の食器があります。

結婚式用の食器は、赤の漆で鶴亀柄のお椀など、華やかです。たぶん江戸時代のもの。

全て手作業ですが、紋様が細かくて職人さんの技術を感じます。


蔵を開けるのが大変なので今は手付かずですが、いつか記録用に写真を撮ろうと思っています。






抗がん剤治療中の父。


私は17年の看護師生活の中で、抗がん剤治療に携わったことがありません。

※正確には1年目の時に2回ありますが、無いに等しいのです。

抗がん剤治療の院内研修を受講していましたが、臨床経験がないので知識、経験ともに乏しく、Google先生に教えてもらいながら父のケアをしています。


講義の資料は引越しのバタバタで行方不明なんです悲しい今こそ使うべきなのに💦



抗がん剤の副作用といってすぐに思いつくのは、吐き気、便秘、脱毛、手足症候群、骨髄抑制ぐらい。


父は吐き気がなく、食事も普通に食べられています。その他の症状もあまり酷くはありません。


抗がん剤の種類にもよるのでしょうが、骨髄抑制はかなり強くでています。

先週、Hb(貧血の数値)が8.8mg/dlでした。

診察後に検査データの紙を見て、おったまげましたびっくりこの数値で抗がん剤投与のGOサインが出ていたので、看護師さんに質問しました。

主治医に確認してくれましたが、OKだそう。

この数値で抗がん剤を投与したら、さらに貧血になって心不全とかになりませんの⁉︎

循環器内科や消化器内科の感覚だったら即輸血ですキョロキョロ

活動性の出血じゃないからいいのか⁉︎とか頭の中がグルグル🌀グルグル🌀(©️西園寺さんは家事をしない)


これが抗がん剤治療の世界なのか…とビビりたおしながら外来治療室へ行きました。



先週の抗がん剤投与後、案の定、貧血によるものだと思われる倦怠感でグッタリしています。


抗がん剤治療による骨髄抑制で好中球が減少するのは救急病棟で経験しているので、好中球の数値には驚かないんですけどね。


抗がん剤→造血剤2回皮下注射→抗がん剤が1クールなのですが、今回は造血剤を投与してもグロッキーです。


8クールのうち、まだ3クール目でこの状態はかなり厳しいように思います。詳しく知らんけど真顔




タイトルにした細かい事が気になるというのは、初回の抗がん剤治療で入院した際の入院診療計画書と、とある日の外来看護師の対応です。

入院診療計画書は診療報酬に関わるので、必ず作成し、患者に説明してサインをもらう必要があります。

感染対策のため病棟に家族は入れないので、父がサインをしました。


先日、貧血の経過を調べるために過去の書類を見返していたら、入院診療計画書のミスを発見。


抗がん剤の種類が違うーーー💦💦💦


入院直前の検査で抗がん剤の種類を変更しましたが、それにしたって印刷して説明する前に看護師が確認するはずです。クリニカルパスだろし、レジメンだってPCですぐに見られるので、看護師は気づくべきです。

緊急入院の場合、入院後に治療方針が変わることがありますが、予約入院ですからね。

インシデントレポート案件。




外来看護師の対応は、前回の抗がん剤投与後に腰痛を訴えたので、抗がん剤治療中の相談窓口に電話した時から始まります。


電話で症状を伝えると、「抗がん剤の副作用に腰痛はありません。ご高齢者ですから腰痛くらいはあるでしょう。近くの整形外科を受診して下さい。」と言われました。しかも半笑いで。


わたくし、知識薄並びに経験薄ですけど腰痛を副作用だと思っていませんの。

なぜ、近所の整形外科を受診せずに電話したのかというと、

・今まで腰痛なし

・高齢者でステロイド投与中→骨が脆い

・転倒などの外傷なし

・間欠性は行なし→脊柱管狭窄とかではない

・発熱なし→化膿性脊髄炎、腸腰筋膿瘍などの炎症性疾患の可能性は低い


ですが、免疫力が低下しているので、万が一でも腸腰筋膿瘍とかだったら一大事です。

外傷ではない腰痛で近所の整形外科を受診した場合、とりあえず湿布とNSAIsを処方して経過観察と言われる確率が高いと思います。

NSAIsで腎機能が悪化してがん治療に影響したら困ります。まずは状態がわかっている主治医に相談し、異常がなければ近くのクリニックに行くほうが安全だと思ったのです。


造血剤投与の日に予約外受診を希望しました。

その時の外来看護師は、“うち、3次救急病院なんですけど。年寄りの腰痛ごときで診察とかありえません”と態度に現れまくりでした。父が「すみません」と謝り出したため、娘が出動🙋‍♀️。

上記のアセスメントを感情的にならず淡々と伝えまして、無事に医師の診察を受けることが出来ました。

医師は検査をしてくれ、やはり骨がステロイドによってスカスカ(骨折の手前)になっているとの診断でした。アセトアミノフェンと湿布が処方になり、転んだら確実に骨折するので、その時は救急車で搬送して良いというお墨付きまでもらい帰宅しました。満足。

診察後、当該看護師に「本当に骨だった。腰が痛いのに最後にしちゃってごめんね。」と笑顔で言われ、私の神経を逆撫でました。

許さないっっっ(©️菊池風磨)



私が勤めていた病院では、がん治療をしている場合、他の症状が出たら院内の専門診療科にコンサルトしていました。状態のわからないクリニックに行ってがん治療に影響が出ないようにするためです。


父の電子カルテの掲示板には、『娘、対応注意』と書かれたでしょう。




カスハラはダメ!絶対!(©️田村淳)


でも、患者も命がかかっているのです。

医療者と患者の双方が信頼を築いていきながら治療していけたらいいですね。

医療従事者のちょっとした言動で信頼関係が崩れてしまう事があると改めて思います。

患者側になって学ぶことが多いです。

母が退院して2ヶ月が経ちました。


かなり眠気が強いようで、午前と午後に昼寝をしています。


精神状態は落ち着いています。

昨年の退院時のようにはいきませんが…

まだ1人での外出は難しいです🌀




母は大学病院入院中に、眼瞼浮腫と手指の腫脹・疼痛がありました。

面会の度に医師や看護師に伝えていましたが、経過観察で特に対応してもらえませんでした。



退院後、眼瞼浮腫は消失しましたが、肩関節の可動域制限がかなりあることに気づきました。

手指関節の腫脹、特にMP関節の腫脹が目立っています。


退院後の外来でも症状を伝えましたが、「乳がんの手術したからですかね」などと寝ぼけた返答のみまったく興味なしって感じでした無気力


乳がんは初期で発見したので部分切除、もちろん腋窩リンパ節郭清はしていません。

手指も肩関節も両側に症状があるので、乳がんの術後の影響とかあり得ないと思うケド…


入院中に理学療法や作業療法をやっていましたが、理学療法士や作業療法士は肩関節の可動域制限や手指関節の腫脹に気づかなかったのでしょうか?20分の面会時間内でもわかる腫れ具合でしたけどね凝視

作業療法は、あの腫れた手で編み物とかやらされてましたネガティブ



私としては、関節リウマチか膠原病を疑っています。

シェーグレン症候群や全身性エリテマトーデスなんかは、不安障害やうつ病を発症しやすいと言われています。


https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpm/60/2/60_150/_pdf

J-STAGE(ジェイ・ステージ)は、文部科学省所管の国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が運営する電子ジャーナルの無料公開システム。1998年にプロジェクトがスタートした。正式名称は科学技術情報発信・流通総合システム。J-STAGEは、学協会に対し、インターネット上で学術雑誌を公開するシステムとノウハウを無料で提供している。


母は双極性障害の診断ですが、緊張型で強い不安障害があります。

昨年の治療から短い期間で症状が悪化した原因が未治療の膠原病だとしたら、原因疾患の治療をすることによって今後の症状悪化を防ぐことが期待出来ます。




さっそく、リウマチ膠原病内科を受診しました。

受診に2ヶ月かかったのは、母がこれ以上病気は嫌だと受診を拒否したからです。

説得に時間を要しました真顔


医師は、関節リウマチより膠原病を疑っているようでした。あの問診はシェーグレン症候群を疑っていると確信しました。



基幹病院の診療科が細分化されることは専門性が高まるメリットがありますが、一方で自分の専門以外は知らん顔的な事態も起こります。自分が専門外だからと他科コンサルトしてくれればいいですが、大概は近医受診を指示されます。

通院先が複数になり、本人も家族も負担です魂が抜ける


母は4ヶ所の病院に通っています。

その付き添いは全て私だもの。



今年の母の症状悪化は家族にとってトラウマでした。良い方向にいくのであれば、全力であらゆる手を尽くします‼️