問診票 | 思いつ記

思いつ記

介護福祉士として特別養護老人ホームに5年間勤務した後、看護学校へ入学。
看護師をしていましたが、両親の病気により介護離職。
介護をしながら田舎暮らし中。
趣味は旅とカメラと手芸。
特に世界遺産を巡るのが好きです。

抗がん剤の日は問診票を書いて持参します。


薬の残数、皮疹などの副作用の欄は私が聞きながら記入しますが、日常生活の事は父が記入しています。


抗がん剤2クール目の時、不眠とイライラの症状が出ました。


医師と相談し、睡眠導入剤と抑肝散を処方してもらいました。

この処方でまずまず眠れており、最近は不眠の訴えはありません。


先日、抗がん剤投与後に睡眠薬の処方が追加になっていました。

外来治療室担当の薬剤師👩‍⚕️より、「眠れないそうなのでご本人と相談して処方になりました。」と。


父が問診票の「眠れない、相談したい」の欄にチェック☑️を入れていました。


私としては、睡眠状況は変わっていないし、転倒したら困るので不要だと伝えましたが、薬剤師👩‍⚕️は「この睡眠薬は今飲んでいる睡眠導入剤より転倒のリスクは低いと言われています。」と。



父の目標は抗がん剤治療を完遂する事なので、目標の妨げになる事は避けたいと思っています。


父は骨髄抑制が強く出ていますし、下肢の筋力低下もあります。


もし睡眠薬を飲んで転倒した場合、腰椎圧迫骨折や大腿骨の骨折は避けられません。


骨髄抑制の状態で骨折の手術は、麻酔科が難色を示すでしょう。やれたとしても腰麻。


骨折の治療中は抗がん剤治療は出来なくなります。


睡眠状態は変わっていないので、わざわざ睡眠薬を変えるか必要はないと思うのです。



夜勤中に高齢者が転倒しまくっているの、薬剤師👩‍⚕️は知らないのかしら?


帰り道に父を鬼詰したところ、「なんとなく問診票に相談したいと書いてみた」と言いやがりました。何となくで何人の手を煩わせたと思っているんだムキームキームキー



夜中に転倒→骨折→治療中断及び骨折手術もハイリスクでやるのを理解した上でも睡眠薬を飲みたいならどうぞ👹と冷たく言いました。


まったく不安不安{emoji:597_char4.png.不安}