(備忘録)
昨夜も病室に泊まり込んだ。
これで二夜連続。
「鎮静かけると会話が
できなくなるかもしれません」
そう言われたけど、
ありがたいことに
とうちゃんは今も意識が
しっかりしている。
会話もできるし、
冗談っぽい返しまである。
数日前には
「今日明日かもしれません」
と言われたのに、
あれ…?
もしかして少し持ち直した…?
そんな期待が、 どうしても頭をよぎる。
でもその反面、
“元気そうに見えるけど、
「目を離した瞬間に
急変するんやないか?」
そんな恐怖もずっとある。
トイレに行くのもソワソワ。
飲み物買いに行くのもソワソワ。
少し横になるのも怖い。
家に戻るのも怖い。
寝てしまっている間に、
ひとりで逝かせてしまったら、、
「万が一、
逝く瞬間に会えなくても
後悔するな」
とうちゃんから
そんな事も言われてる。
そんな事ばかり考えて、
神経がずっと尖っている。
モニターの音、
呼吸のリズム、
寝返りひとつで目が覚める。
自分でも、
かなり限界に近いのはわかってる。
でも、
「来てくれるのを
今か今かと待ってた」
「夜は泊まってほしい」
普段そんな事を
絶体言わない
とうちゃんから
そう言われたら
やっぱり側にいたいと思った。
ただ、 正直に言うと、
心も身体もボロボロよ。
終末期って、
すべての治療を終えたら
静かに穏やかに
最期へ向かうだけやないんや。
本人は静かに穏やかに
してもらえるんやろけど、
家族は身体のしんどさより
「今かもしれん」と
「まだ大丈夫かも?」
心はずっと揺れ続けてて
かなりくる。
泣き腫らした目の腫れが引かず
「御岩さん」と化していても、
私の頭をナデナデしてくれる
優しいとうちゃん(泣)