こんにちは、
海外旅行大好きビーナスです!
富士登山
体力にあまり自信が無い初心者への
アドバイス その③
今日はお勧めの携行品です。
①ビニール袋
富士山にはごみ箱はありません。
出したゴミは全て持ち帰りです。
ゴミ入れに、濡れた衣類を入れるのに、
荷物を分けるのにもビニール袋は役立ちます。
衣類や食料はもしもの時に備えて、
ビニール袋に入れた状態でリュックに入れるのがお勧め
そうすれば、急な雨でリュックが濡れても
中の物が濡れるのを防げますからね。
ジッパー付きの物だと、空気を抜いて、
衣類を小さくしまえますよ。
②塩
1日目はずっと登り続けますし、
7合目くらいまでは気温も高く結構汗をかきます。
ミネラル補給のために水にお塩を少し混ぜたり、
ちょっと舐めたり、
歯磨き粉代わりにも使えて重宝します。
富士山では歯磨き粉やマウスウォッシュなどは
使用禁止ですから。
私はレモン汁も小さな容器に入れて持っていきました。
水にレモン汁とお塩を少しづつ入れると、
甘くないスポーツ飲料のようになり、結構いけます。
クエン酸と塩分補給両方できて、
疲れも軽減できるかも(^_-)-☆
③手袋とネックウォーマー、そしてニット帽
手袋は寒さ対策だけでなく、岩場を登るときにも必要です。
私は一度もスティックをしまわず登り切りましたが、
手をついた方が登りやすいという場合もあるかもしれません。
できれば登山用の物で、スマホの操作もできる物がお勧めです。
ネックウォーマーとニット帽は寒さ対策です。
日の出前の山頂付近の気温は、真冬並みの5度前後
防寒着のフードを被る、という方法もありますが、
有ったほうが良いと思います。
④カイロ
寒がりの方はカイロを持っていくと、衣類が少なくて済み、
暑くなった時は剥がせば良いので楽ちんです。
山小屋出発時に貼って、暑くなったら剥がす
軽くて嵩張らないのでお勧めです。
⑤レジャーマット、レジャーシートなど
ちょっと休みたい時や食事するときに、
シートやマットがあるとよいかもしれません。
山小屋の前には椅子がありますが、
混んでいたら座れないこともあると思います。
もちろん地べたに座ってもOKですが、
雨の後などで濡れていたりしたらね…(^^;
私は荷物になるので持って行きませんでした。
いざというときはビニール袋がありますしね。
⑥ボディーシート
山小屋にはお風呂もシャワーもありません。
ウエットティッシュで代用できますが、
大判のボディーシートの方が使いやすいですね。
寒い場所で使うことを考えると、
クール仕様の物でない方がいいですよ。
夫は寒くなったと言っていましたから(^^;
⑦耳栓・アイマスク
山小屋では到着する時間も出発時間もまちまち
結構人の出入りする音や話し声が聞こえてきます。
音や光が気になる方は耳栓とアイマスクがあると
随分違いますよ。
ここで休めないと翌日辛いですからね。
⑧タオルマフラー・マスク
タオルマフラーは首にかけておけば、
いつでも汗が拭けますし、
荷物にもなりません。
首の日焼け予防にもなり、
山小屋では顔に乗せてアイマスク代わりにも使えます。
寒ければ首に巻くこともできて、
一枚あると便利です。
これなんか今治産でUVカット機能付き
コットン100%で良さそうですよね。
また、砂煙が舞うことがあるので、
スポーツ用のマスクがあるとよいかもしれません。
タオルマフラーをマスク代わりに使うこともできますが、
ずり落ちたりすることを考えると、
マスクの方が良さそうに思います。
ただ、酸欠になる可能性があるので、
ずっとつけっぱなしはお勧めできません。
空気が薄い場所で取り込む量が更に減ってしまうと、
高山病になりかねませんのでご注意を。
⑨酸素缶
高山病の話が出たので、
次は酸素缶です。
吉田ルートでは酸素を吸っている人は見かけませんでしたが、
富士宮ルートでは何人か見かけました。
登山道を少し外れたところで横になっていたり、
座って酸素を吸っていたり
山小屋でも売っていますが、
どこで症状が出るかわかりませんからね。
高山病の予防には、
・5合目に着いたら30分以上は体を慣らしてから登り始める
・ゆっくりゆっくり上る
・頭痛や体のだるさを感じたら、しっかり吐くことを意識して
深呼吸しながら少し休む
この三つをやってみてくださいね。
私たちは三人で1本持っていきましたが、
使わずに済みました。
⑩足がつった時用の薬
筋力がないと足がつることも考えられます。
私は白根山で足が何度もつってしまいました。
その時にすれ違う人が漢方薬をくれたんです。
それまでそんな薬があるなんて知らなかったので、
びっくりしました。
即効性があるとかで、
飲んだら本当に5分くらいでよくなりました。
白根山の後、朝歩いてトレーニングしたのと、
スティックのおかげで、
富士山では一度も足がつることはありませんでしたが、
あると安心です。
ツムラの68番 芍薬甘草湯です。
足がつりやすい人は病院で相談してみてください。
⑪パジャマ用の服
上は翌日に着るTシャツでもいいですが、
下は肌触りの良いゆったりした物があると
リラックスできますね。
荷物になりますが、登山用の服で寝るより
気持ちよく休めるのでお勧めです。
⑫登山用ゲイター(膝下カバー)
雨対策と砂が靴に入るのを防ぐための物です
汚れ防止にも。
土が乾いていると、歩くときに砂を巻き上げてしまい
ズボンが真っ白になったりします。
上手に歩ける人はあまり汚れないようですが…
下山後、私と夫はズボンが真っ白だったのに、
息子のズボンはほとんど汚れていませんでしたから(^^;
余談ですが、
下りがきつく苦労している私に、
息子が、「母さん、ずんずん歩きがいいよ。」
と言うので、
「何それ、どうやるの?」
と聞くと、
足先を少し外に向け、足の裏をべたべたと置く感じで、
「こうやって、ずん、ずん、って歩くんだよ」
とやって見せてくれました。
「それやるにも筋力が必要なんじゃないの?
何処に力入れてるの?」
と聞くと、
「う~ん、(やってみて)足の裏と太もも」
と言いました。
山小屋では、「太ももがパンパンだ~」
と言い、
下った後は「お尻が痛い…」
と言っていたので、下りは太ももとお尻の筋肉を
使うのかもしれません。
結局私には難しく後ろ向きで歩いたりしながら
ようやく五合目にたどり着いたのですが、
足元は砂だらけ(^^;
来年の為に下りの練習をして、
お尻と太腿も鍛えようと思います。
山小屋には食品以外にもいろんな物が売っています。
軍手、ネックウォーマー、マスク、
ヘッドライトや靴まで
いざとなれば山小屋で調達できるのは
心強いですね。
そうそう、トイレ用の小銭も用意しておきましょう。
PayPayが使えるところもありますし、
山小屋で両替してもらえたりもするようですが…
使用料は200円~300円
宿泊した山小屋は、300円でしたが、
宿泊者は最初の1回だけで良いと言ってくれました。
忘れているものもあるかもしれませんが、
お勧めの携行品は以上です。
次回は富士登山編のまとめをしたいと思います。
では、また✋