ezmlmの利用方法
以前、dot-qmailの説明の時に書きましたが、vpopmailには専用のメーリングリスト作成ツールがあります。
ezmlmというのですが、それを利用したメーリングリストの操作について記しておきます。
(idxパッチを適応してezmlmをコンパイルしているのを前提とします)
まず、メーリングリストを作成します。
ezmlm-make
オプション
設定ファイルの保存先
.qmail-ML名
ML名
自ドメイン
上記を1行で入力します。
例として書くと、
/usr/local/bin/ezmlm/ezmlm-make
-fP
/home/vpopmail/domains/(domain)/ml2
/home/vpopmail/domains/(domain)/.qmail-ml2
ml2
(domain)
このような感じになるかと思います。これを1行で書きます。
次に作成されたファイルの所有者を変更します。
設定ファイルの保存先の所有者変更
生成されたdot-qmailファイルのシンボリックリンクの所有者変更
になります。
chown -R vpopmail:vchkpw
/home/vpopmail/domains/(domain)/ml2
chown -h vpopmail:vchkpw
/home/vpopmail/domains/(domain)/.qmail-ml2*
それぞれを1行ずつで書きます。
これでメーリングリストが出来ます。
オプションは色々あるので調べてみてください。
(例では、Subjectにメーリングリスト名をつけ、メンバー以外の投稿を禁止しています)
次にメーリングリストのメンバーを追加します。
ezmlm-sub
対象ディレクトリ
メールアドレス
上記を1行で書きます。
/usr/local/bin/ezmlm/ezmlm-sub
/home/vpopmail/domains/(domain)/ml2
user1@xxxxx
(@は便宜上全角で書いています)
これを1行で書きます。
これでメーリングリストが運用できます。
メーリングリストのメンバー一覧を見るには
ezmlm-list
対象ディレクトリ
上記を1行で書きます。
/usr/local/bin/ezmlm/ezmlm-list
/home/vpopmail/domains/(domain)/ml2
メンバーを削除するには
ezmlm-unsub
対象ディレクトリ
メールアドレス
上記を1行で書きます。
/usr/local/bin/ezmlm/ezmlm-unsub
/home/vpopmail/domains/(domain)/ml2
user1@xxxxx
(@は便宜上全角で書いています)
メーリングリストそのものを削除する場合は、作成時に出来たファイルを削除することで削除できます。
仕事でしか設定したことがないので、間違っていたらすいません。