人間関係 | 弁護士松岡邦佳のブログ

人間関係

こんにちは

 

私は人間関係において「持ちつ持たれつ」の関係を重視しています。

 

例えば私が登記関係について疑問が生じたり確認したいことができた時にはよく知っている司法書士に電話をかけて遠慮なく質問をして確認します。

私が税務関係について疑問が生じたり確認したことができた時にはよく知っている税理士に電話をして遠慮なく質問をして確認をします。

同様に不動産関係の場合には、不動産屋や不動産鑑定士、土地家屋調査士、測量士に、労務の関係には社労士にという感じでそれらの専門的知識がある方に連絡して教えていただきます。

 

その代わりいつも教えていただいている方から法律関係や手続き関係を教えてくれと電話がかかってくることも多いです。そのような場合には当然私の持っている知識を総動員して(時には時間をかけて調べて)質問にお答えします。

 

これらの関係に相談料等は基本的に発生しません。いわゆる持ちつ持たれつです。

もちろん、この持ちつ持たれつの範囲を超えるものについては当然費用を支払います。

私はお互いさまで協力し合える関係を人間関係では一番重視しています。

 

このような関係にを維持していくことが困難になる場合があります。

たとえば、上記の例で私が受けた相談について突然相談料を請求したらどうなるでしょうか。当然相手は「いつも自分はお金を取らずに調べておしえているのに突然お金を請求された」と気分を害し人間関係が崩壊することになるでしょうし、お金の関係ならば、もっと迅速で知識のある人に質問しようということになるでしょう。

 

また、そのような関係をいいことに質問ばかりしていると「自分ばかりが得をして」ということになるでしょう。

持ちつ持たれつの関係を維持していくためにはいずれにしろ「自分だけが得をすればよい」という発想をやめ「みんなが得をすることによって、まわりまわって自分も得をする」という発想が不可欠だと思います。

 

そして私はそのような考え方をする方との人間関係を作っていきたいと普段から考えています。