はじめての法律事務所への法律相談(法律相談編) | 弁護士松岡邦佳のブログ

はじめての法律事務所への法律相談(法律相談編)

今回は、実際の法律相談編です。さつきの森法律事務所の流れです。

 

まずは。予約した時間に事務所を訪問します。

入口のインターフォンで「〇時に相談予約した〇〇です」と申し出てください。

事務員が対応し、相談室のご案内いたします。

さつきの森法律事務所は土足厳禁ですので入り口でスリッパに履き替えをお願いしています。

さつきの森法律事務所の相談室は大(8から10人程度)中(6人程度)小(4人程度)3つの相談室があり、いずれも他のお客様など誰にみられることなく相談できます。

また、相談室は広めになっており、椅子を入れることで上記以上のお客様にも対応可能です。

まずはじめに相談カードの記入です。

相談者の住所・氏名・相手方の住所・氏名・相談したい内容を記入していただきます。

 

相談カードの記入が終わりますと弁護士が入室し相談開始です。

相談は基本的に弁護士が進めていきます。相談者は弁護士から聞かれたこと、弁護士に聞きたい内容をお話しいただければと思います。

たとえば、借金の相談では(一例です)

弁 借金の内訳を教えてください

相 A社から50万B社から100万C社から30万円の合計180万円あります。

弁 借金はどのようなことに使いましたか

相 コロナで収入が減ってしまい、生活費が足りなくなってお金を借りて生活しました

弁 不動産はおもちですか、生命保険は、車は・・・・

 

こんな感じで進んでいくと思われます。

 

弁護士からの質問が終わると弁護士から方向性の話があると思います

例えば上記の例で行くと話し合いで返していくと月の支払いが〇円くらいになります。

自己破産すると・・・・・民事再生をすると・・・。

 

その後質問タイムです。

弁護士から何か質問はありますか。と聞かれますので、事前に準備したまたは、話を聞いて気になったことについてぜひ質問をしてみてください。

 

例えばテレビコマーシャルなどで言われている過払金はありませんか?自己破産するとどのようなデメリットがありますか?弁護士はどの方法をお勧めしますか?など疑問に思ったことはなんでも質問してみてください。

 

その後は契約した場合の費用とか、あらかじめ準備しなければならないこと、検討しなければならないことその他の説明があり相談は終了します。

 

急ぎの案件や遠方などで何度も事務所に来れない方などは相談した日に契約をすることもありますが、検討事項や準備なくして契約するケースはあまりなく、その日のうちに契約になるケースはあまりないでしょう。(後日別の弁護士に相談するのもよいことだと思います。別の弁護士に相談の上よさそうな弁護士に依頼することはよくあることです)

また、相談の結果弁護士ではなく、他の職種の人よくあるのが司法書士・税理士・不動産鑑定士・不動産会社・・・などです。

この場合にはその後その専門家に相談に行くことになると思います。

 

次回は法律相談終了後編になります