どうも、9月の稼働で怒涛の連勝を飾り、一時はカバネリの三択ナビが薄っすら見える状態にまでなっていた甚之丞です(*´ω`*)
さて10月。
安心してください、気のせいだったようです。
かつてきら星のごとく輝きを放った幾千ものパチンコ、パチスロ台が今も旧台としてこの世に残っているのは、それらを愛してやまなかった方々の思いと情熱があってこそ。
全国には台を収集しているコレクターも多く、自分ばかりではなく他の人にも楽しんでもらえるように施設や設備を整えたりしている強者も居らっしゃる。
それを究極に具現化したものが「ゲームセンタータンポポ」さんではなかろうか。
古い機械だと昭和50年台のものから設置されていて、パチンコは主に旧要件機、パチスロは3号機以前のものが設置されています。
お客さんは当時実際にお店で打っていたであろう人達が多く見受けられる。
タンポポさんがオープンしたのが約3年前、丁度自分がブログを書き始めた頃と重なります。
これまで何度も夢に登場したことのある昭和の香りが漂う懐かしいお店。
毎回目が覚めるとどんな機種を打っていたかも思い出せなくなるのですが、確かにあの頃打っていたはずの台ばかりが並んでいる。
あれは過去を見ている夢だとばかり思っていたのですが、まさか未来の夢を見ていたとは自分自身も気付かなかった。
いや、夢にまで見たお店が現代に甦ったというのが正しいだろう。
先日公開された動画でタンポポ誕生の知られざる裏話が明らかになりました。
運命的な出会いを果たした三人が一つの夢の実現へ向けて動き出し、一時は暗礁に乗り上げながらも僅かなチャンスを掴み理想の店を作り上げていった話。
奇跡的なタイミングが重なって出来たという事が良く分かりました。
これまで4回訪問していますが、次は少し違った気持ちで訪れることになりそうな気がする。
軍艦マーチにのって流れるマイクの煽り。
旧台に触れあの頃の思い出に浸る時間というのは本当に心地が良い。
おそらく脳内には何らかの非常に良い物質が放出されているんだと思います。
ここはゲームセンターとは言え、全台超甘釘&設定6ではありません。
限りなく当時のパチンコ屋さんに近い営業が再現されている。
それ故、悪戦苦闘しながら何とか羽根物で打ち止めに出来た時の達成感は他では味わえない格別なものです。
今のパチンコ店では失われつつある遊技というものの原点がここにはある。
先日お邪魔したときには、羽根物コーナーで隣に座っていた方が大当たりまでの鳴きの数と継続回数を全てメモしていた。
実に微笑ましい光景でした。
こっそり手書きでというのがまた良い。
こうした人たちが足を運んでくることによって、旧台は遺され明日へと受け継がれていく。