パチンコ・パチスロを打つなら、誰だって負けたくはないものです。

 

できれば努力などせずなるべく楽して勝ちたい。

 

これが本音。

 

しかし、実際に地元の一般的なホールでは勝てる台として用意してあるのはせいぜい全体の1~2割程度。

 

3~4割がプラスマイナスゼロくらいの遊ばせる調整で、残りは全て店側が儲かる台になっています。

 

これでは何も考えずに打ってはトータルで見て勝てる訳がありません。

 

安定的に「勝てる台」とは一日打ったとしてパチンコなら+5,000発、パチスロなら+1,000枚ぐらいが見込める台でしょうか。

 

パチスロで目押しが完璧なら機械割100%を謳う機種もありますが、実際なかなか高設定までは望めません。

 

その他に長く楽しむ方法として低貸しで遊ぶという選択肢もありますけど、パチンコ・パチスロをギャンブルと捉えている人には無理でしょう。

 

本来のパチンコ・パチスロを遊技するという意味では充分なはずですけどね。

 

そもそも博打と思って打っているのであれば負けたとしても当たり前だと思います。



 

今回は自分の経験を基にした地元ホールの傾向と分析について書いてみようと思います。

 

本当は「勝てる立ち回り」などを書ければ良いのですが、パチンコや6.5号機以降のパチスロを相手にすれば収支が荒れることも多いですし、書けたとしても「極力負けにくくする」程度の内容にしかなりません。

 

「いつだってヒリつく勝負がしてえんだよ…」

 

そういう方にはつまらないかと。

 

あくまでも個人的な考え方になります。

 

参考にはされなくて結構ですので読み流していただければと思います。

 

 

先にホールでの勝てる台の設置割合について触れましたが、これは当然毎日変動しますし必ずしも一定ではありません。

 

一般的にはお客さんの多いお盆やお正月、土日祝日は出さない(割が低い)のが基本です。

 

もしくはそういう日にはあってもパチスロの最高設定が④までとか、パチンコのボーダーが+1回以内とか勝てる台そのものの期待値が低くなっています。

 

いくら調整が辛くてもお客さんの数が多ければ誤爆する機会もそれだけ増えますし、一見して出ているように錯覚してしまいがちなので注意してください。

 

玉(メダル)が出ているかではなく、調整が甘いか設定が高いかが重要なのです。

 

 それから地元では近隣の店が定休日の時には出さないことが多い。

 

これこそ他のライバル店に通う客を横取りする絶好のチャンスだと思うのですが、総じて出さない傾向が強いです。

 

定休日の前日も渋い営業をする店が多い。

 

こういう日に熱くなって出るまでと粘っても大抵良い結果に繋がりません。

 

地元ではマイホに限らず周辺ホール全体に言える傾向なので、普段からこの定休日も気にするようにしています。

 

ただ過去の収支帳を振り返っても年間を通して月や曜日による偏りはあまり見受けられません。

 

確かに土日祝日は出さないことが多いのですが、少ないながらも当たり台を掴んだ時には平日と違い長時間打てるので収支は上がりやすいのが原因かと思われます。

 

4号機の頃は休みの日でも朝からバーサスの設定④以上を普通に打てたのに(遠い目)


今では旧特定日に若干良い台の設置が増える程度でしょうか。

 

さすがに昔みたいにパチスロ1機種に1台必ず設定⑥とかはありません。

 

日本のどこかにはまだそんな営業をしているところがあるのでしょうかね?

 

あったら是非教えて下さい(^^♪

 

都会のホールでは抽選がその日の勝負を左右すると言っても過言では無いのだとか。

 

それを軍団で押さえるような店には行きたくないので自分には厳しいですかね。

 

容認する代わりに派手に出してもらって宣伝に使うとか、何か間違っていないでしょうか?

 

自分の住む地域にも全国規模のメガチェーン店がありますが、カードの共有やハイエナのみならず攻略打ちの類にも一切お咎めがありません。

 

知らないところで取り締まっている可能性はありますけど、少なくても目撃したことは無いです。

 

ハンドル固定はもはや常識、掛け持ち遊技などもチェックが甘いですし、この辺が都会のお店と最も違うと感じる点でもあります。


貯玉・貯メダルも無制限に使える店がほとんど。

 

このような状況は勝っている人とってはプラス要因であり、負けている人にはマイナス要因でしょう。

 

あまりの状況の良さに「沖ドキ!DUO」を打っていた時はもう一つ身体が欲しいと思う瞬間が何回もありました。


話が逸れましたが、旧特定日と勝てる台の投入傾向について少し考察を。

 

今でも4号機時代に激アツイベントを行っていた日には普段よりも人が集まります。

 

具体的に末尾○番台がアツい、○台並びで高設定、特定機種が全台系とかの状況ではありません。

 

さすがにその店のメイン機種に1~2台は入っていますが。

 

ただしこれはあくまでパチスロコーナーの話。

 

パチンコはあまり日によって調整を変えてきません。

 

自分の行く店では見る限り、新台入替でボーダー付近かややマイナス調整。

 

良く言えば新しい台をより多くの人に打ってもらいたいから、悪く言えば機械代の回収です。

 

抜け過ぎるようであれば開け直す可能性もありますが、基本一旦締まればそれっきりになることが多い。

 

低貸しコーナーは更にその傾向が顕著ですから勝つ目的で座るべきではありません。

 

一日ではなく長いスパンで勝とうとした場合にはどうしてもパチスロの方に軍配が上がります。

 

20スロであろうと打てる台は結構見付けることが出来ますが、4パチでは1ヶ月に数回程度。

 

勿論スキルの高い人であればもっとパチンコでも見付けられるのでしょうけど、一昔前にあった様なお祭り調整ではありませんし自分ほどの者が打ったところで見返りが少ない。

 

加えてパチンコは稼働時間における回転数も半分位になりますので収支も安定しにくい。

 

一撃10万発なんていうのは平均的な期待値とはかけ離れた上振れの上の上の話です。

 

一方のパチスロは、よっぽどのお店でも無い限りジャグラーなど例え一撃が無くても安定的に期待値どおりの結果が見込める台があります。

 

夕方からでも空き台の履歴を見るだけで上か下かくらいの判断が付きやすいのは台選びにとって大きい。

 

やめられた台でも小役カウンターを使用してる人自体が少ないので判別された可能性は低い。

 

ある程度回されていれば更に信頼度も上がります。

 

4,000G以上で設定⑥の数値を上回っている台なんかがあれば理想ですね。

 

 

割の高いスマスロもありますが、短いスパンで収支を安定させることは困難でしょう。

 

お店にとっては新台購入の他に装飾や周辺機器まで多額の費用が掛かっています。

 

放って置いても元々の出玉性能でたまに噴いてくれますし、わざわざスマスロの設定を高くするくらいならその分人気の6.5号機へ還元した方が良い。

 

 

問題は結構通っていても高設定の投入傾向が全く見えてこないところ。

 

おそらく特定の人達に独占されるのを避ける為に練られた対策だと思うのですが。

 

逆に一般のお客さんにとっては大チャンス。

 

誰でも平等に勝てるチャンスがある訳ですから。

 

ただ勝ちたければ設定狙いで某VVVは打たないのが吉だと思っています。

 

ただ今後導入される北斗やGOD系の台の仕上がり具合によっては、スマスロを取り巻く状況もガラリと変わるかもしれません。

 

 

少し前にマイホでイベントも何もない土曜日に⑥確定台に座れた事がありました。

 

普段お仕事で朝から打てない人へ

 

「日頃の感謝を込めて休日に誰も知らない場所へそっと⑥を入れておきますので、是非見付けて下さいね。」

 

これは自分がお店から受け取った隠されたメッセージだと思っています。



 

それからまた別の日にハッピージャグラーの明らかに高設定と思しき台を打った時のこと。

 

チェリーは1/3で重複しまくり、先ペカ、先ガコ、パネル消灯、フライングスタートまで大盤振る舞い。

 

夕方からでしたが、余りにも出過ぎてしまい恐ろしくなり勢いが止まったところでコインを流そうとしたら、おそらく設定配分を決めているか自分で打ち込んでいるはずの店長から声を掛けられた。

 

店「最後まで打たれないんですか?」

 

自「もう充分出ました。夕方からこんなに出たのは初めてですよ」

 

店「凄いですね、おめでとうございます!」

 

これは意外な一言でした。

 

自分のことも結構見掛けているはずですが、満面の笑顔を浮かべてそう言ってきたのです。

 

何だかメダルが沢山出た事よりも気分が良かった。

 

優良店かどうかは人それぞれの判断基準がある。

 

お客さんが多い店、常に設定⑥がある店、或いは平均設定が高いお店などなど。


しかし自分にチャンスが無ければ何の意味もありません。



ここからは以前にも書いた内容です。

 

太いお客から短期間に抜く様なことをしてきたお店は結局続いてはきませんでした。

 

長くお店に通ってくれるお客が打つ機種を大切にする。

 

そんな心遣いがあるお店が生き残っていくのだと思います。

 

くどい様ですが、あくまでも個人的な意見です。

 

これからも自分が打てる間はパチンコ・パチスロの行く末を見届けていきたい。

 

いつかパチンコの羽根モノ・一発台、パチスロではボーナスタイプの復権を夢見ながら。